こんにちは!
2022年の梅雨はあっという間に明け、関東は酷暑続きですが皆さまいかがお過ごしでしょうか。主催者のご尽力によりトレランレースの多くが始まり嬉しい限りです! 自治体との調整や細かな感染症対策等で大変な中、本当にありがとうございます。
私も今年に入り、息子と共に1レース、一人で2レース参加させて頂きました。ここでは一人で参加させて頂いたレースの事について少し書かせて頂きます。
ご存知の方も多いですが私は走る事が大の苦手で、トレランでは殆ど歩いて行動しております(時々走ります)。ですので制限時間付近もしくは少し余裕がある程度の速度で関門を通過していますが(余談ですが2010年代前半頃と比べて、レース全体が速いですね。しかもずっ~と走っている方が多い多い! 走れる人が多くなったということなのでしょうね)、その時いつも「今、自分は次の関門時間に対して、どの程度の余裕があるのだろうか? ギリギリなのだろうか? 間に合っていないのだろうか?」を考え、常に焦り、その結果自分本来のペース以上に走り足を無駄遣いし、続いて胃がムカムカし始めて、食べれなくなり・・・、となるパターンばかりでした(私は三半規管が弱いようでこれも原因の一つのようです)。特に暑い夏は水をガブ飲みしますので、尚更でした。
この「焦り」からなんとか逃れられないか・・、と思い使い始めたのがExcelによるタイムチャートです。ベースとなる時間は、山地図等でコースタイムがある場合はこれを用い、レースの場合は地図に無いコースが多いですので関門時間を用います。それぞれの区間タイムに対し90%、80%、70%等を掛け積算時間と共に表します。休憩時間も計画的に予定しておきます。これにより自分が時間に対して俯瞰的に把握する事ができるようになりました。もちろんコースマップや高低図も大切な情報元ですので持参しますが、例えば高低図は下り基調な箇所で上りが続くと、結構”ココロ”がやられますのでイイ意味で全体感だけを掴む事を目的とし、一生懸命見ないようにしています。コース図も同様です。これにより私の場合は、大体75%前後で行動する事がベスト、とわかりました。今年参加した2レースは「奥信濃100」と「おんたけ100K」ですが、奥信濃100は制限時間も厳しかったので90%、おんたけ100Kは例年通りに75%狙いでスタートし、結果的にほぼ狙い通りで行動する事が出来ました。 そうなのです! 私にとっては「速くても遅くてもダメで、狙ったタイム(もしくは関門時間の何%か)が重要」なのです!
如何に計画通り自分を進ませることが出来るか・・・そのために事前に行えることは何か・・・実際に行って、試してどうだったか・・・次の時はどこをどのうように改善し試してみようか・・・
タイムや順位だけではない楽しみ方は沢山あります。これからも色々と試して、山歩き時々山走りを楽しみたいと思います。
今回も最後まで読んで下さり、誠にありがとうございます。
次回もどうぞよろしくお願い致します。