こんにちは!
トレイルシーズンに入り、多くのレースが再び始まり、そして新しいレースが始まり、毎週レースに参加している方もいらっしゃるようですね。
今回は暫く触れたくなかった、思い出したくなかった、文字等にはしたくなかった事が、ようやく出来るかなと思い、このブログに載せさせて頂きました。
2023年の年始早々の1月2日、少なくとも100回以上は走っており、こちらでも紹介していた「ご近所トレイル」のコースを息子と走っていた時、息子が転倒し手首の粉砕骨折を負ってしまいました。その現場は距離こそほんの僅かですがコース中で最も急な下りで、つまづいた後に下まで「縦に」転げ落ち、その拍子に手首で着地した際、”いってしまった”ようです。幸い頭も打っておらず裂傷等もなく骨折だけだとわかりましたので(骨折とわかる程度に手首が曲がっておりました)、手持ちのもので手首を固定、自宅へ連絡し歩いて帰宅(自宅に近い場所です)、既にカミさんが受け入れて頂ける病院を探し出してくれており(ホントありがたかった・・)、直ぐに病院へ直行。診断の結果は上記の通りで、即、医師による徒手整復を行いました。その後「オペ」すべきか、すべきでないかは微妙な状態との事でした(オペしなくても治るだろうが、したほうが早く且つ確実に治る、という状態です)。初投稿にも書かせて頂きました通りの”特性”をもった息子ですので、入院、特にコロナ禍での面会が一切できない状況下での入院でしたので少々心配ではありましたが、先々を考えると“すべき”との判断に至り、入院&オペを行いました。
事故直後や医師による徒手整復時(麻酔もかけずに医師の手でズレた骨をもとの位置まで戻します)、信じられないくらいの痛みだったと思いますが「イタイ!」とは一言も言わず、耐えていた様子はこちらが見ていてグッとくる程で、改めて”私の思慮の浅さ”が情けなく、と同時に“トレイルでの油断”、“同行者(先導者)の思慮”を考える機会を息子が贈ってくれたと感じております。私の場合、数えきれないほどの転倒と幾度かの骨折、歯を折る経験しておりますが、全て一瞬の出来事・・・。やはり油断が一番の原因だったようです。また、お客様と共にトレイルをご一緒させて頂く機会も頂いておりますので、息子自らの身体を痛める事をしてまでも、イイ歳した未熟な親に教訓を与えてくれたかと思うと、”こめかみから眉間と鼻の奥のほう”にグググッとくるものを感じました。
当たり前過ぎる内容だったかと思いますが私自身、改めて教訓として捉え直し、この「当たり前」を「油断」に置き換えてトレイルを楽しんで参りたいと思っております。
おかげさまで、息子の手首の可動域はまだ狭いですが、現在もリハビリしつつ骨折前と同様に走っている事がありがたい今日この頃です。
最後まで読んで下さり、誠にありがとうございます。次回以降もどうぞよろしくお願い致します。