気づけば、今年も残すところあと二日。
今年は本当に慌ただしかった。ありがたいことにMMAの認知度も少しずつ上がってきて、仕事でバタバタ、バタバタの日々。。。あっという間に一年が過ぎてしまった感じ。
反面、トレイルランニングを始めた頃に比べて、レースに出る回数やトレイルに行く機会は随分と減ってしまった。実力は右肩下がり。。。
そんな自分を反省しつつ、今年のトレイルを振り返ってみる。
HOC
今年スタートした謎のユニット?クラブ活動?「HOC」。言い出しっぺのスリーピークス松井さんを中心に、自由気ままにトレイルを楽しむ。何故か女子メンバーが多い。
ということも関係してか、いろいろと話しながらトレイルを走ったり歩いたり。トレイルランニングの格好はしているものの、トレイルランニングではなく、登山でもなく、定義は不要なのだ。
純粋に「楽しい時間を過ごす」という意味では、HOCの存在意義は大きい。来年もいろいろな山に行きたい。
UTMF/STY
過去3年は選手として走った(歩いた?)UTMF/STYに、今年は事務局スタッフとして参加。精進湖エイドの運営、二十曲峠エイドのサポート、富士小学校エイドの駐車場誘導(超重要)を担当させていただいた。
スタッフとしてレースに関わったのが初めてということもあり、とても刺激的だった。レース運営の大変さ。レースを走るランナーの頑張りと苦しみ。自分がレースに参加していると見えない景色をたくさん見ることが出来た。
蚊取り線香塾 槍ヶ岳登山
トレイルランニングを始めてから登山を知ったぼくにとって、北アルプス槍ヶ岳というのは憧れの山だった。蚊取り線香塾で塾長や心折れ部メンバーと念願の槍ヶ岳登頂。自分のブランドを着て、仲間達と憧れの山の頂上に立つ。至福の時間。
重い荷物を背負って一歩一歩足を進める。山で食べる食事は美味しく、ゆるやかに過ぎていく時間。登山には登山の喜びがある。
vibram HONG KONG 100
人生二度目の海外トレイルレース遠征は香港!まったく興味のなかった香港だったけど、若さとエネルギーに満ちている街の魅力にすっかり魅了されてしまった。
もちろんコースも魅力的。海を眺め、廃墟の脇を通り、ロケーションと歴史を感じながら進む。レースは体調不良でDNFだったものの、蚊取り線香塾メンバーと過ごした「大人の遠足」は本当に楽しかった。来年の抽選には外れてしまったので、再来年にまた行こうと思っている。
「香港トラップ(vibram® Hong Kong 100)前編」
「完走してください(vibram® Hong Kong 100)後編」
シャモニ(UTMBウィーク)
今年はCCCの抽選にも外れ(ここ最近は抽選外れ率100%)、MMAで企画した蚊取り線香塾UTMBツアーはツアコンとして参加w
ある意味、レースに出ないUTMBツアーというのもなかなか貴重な機会だった。シャモニという街、そしてUTMBウィークを楽しむ。一人でシャモニの裏山(といっても標高2000m以上!)に登り、UTMBのコースを逆走して選手を応援する。贅沢な喜び。
UTMBを知ってトレイルランニングを始めたぼくにとって、シャモニの街は原体験であり、その地であらためてトレイルランニングとUTMBの素晴らしさを実感した。
こうして振り返ってみると、回数は少ないながらも濃密な時間を過ごせた気がする。どれがベストということもなく、すべてがよき経験と思い出。お付き合いしてくれたラン友、トレイルで声をかけていただきましたみなさま、今年も一年間ありがとうございました。
来年も変わらずトレイルランニング、登山、トレイルトリップと、自分らしく楽しもうと思っていますので、よろしくお願い致します。