こんにちは、JUNです。
今日は「高麗郷オリエンテーリング」に参加してきました。
チーム阿闍梨が開催するオリエンテーリングです。
チーム阿闍梨とはUTMFでもお馴染みの村越先生のチームです。
私のプロフィールには「ナビゲーションインストラクター」という肩書を載せています。
コレは、オリエンテーリングや登山などの地図読み技術をレベル化しようと、
ゴールド、シルバー、ブロンズとレベルを設定し、自身のレベルの認識や正しい情報の指導により、
日本の地図読み技術を向上させ、楽しく安全にアウトドアライフを過ごそうと言う活動があります。
ナビゲーションインストラクター(以下、NI)とは、そのレベルを認定する認定員の様な感じで、
条件はありますが、NI個人が認定会を開催する事もできますよ。
さて、そんなワタクシではありますが、地図読みは得意ですがオリエンテーリングはまだ初心者です。
今回で2回目の参加になります(超初心者(汗))
なので、細かい事や常識、詳しいルールとかはあまりわかりません。
もちろん最低限の事は事前に学んでいます。
でも経験少ない初心者には変わりありません。
謙虚です、ハイ。いつもですが。
なので、今回の参加もドキドキです。
イイですね、このドキドキワクワク感!
そしてワタクシ、初心者のくせして上級のAクラスに参加します。
地図読みには自信があるのでチェックポイントが見つけられないって事はないハズ。
なので、実力を試す為にも難しいクラスにチャレンジしたいと思いました!
会場は埼玉県日高市にある巾着田。
川の形が巾着袋の形をした場所です。
今日の天候は暑い雲に覆われた寒空模様。
参加者がおそらく150人未満であろうローカル大会ですので、
会場と言っても受付タープが一つの簡易会場。
オリエンテーリングの「常識」や「一般的」が分からないのですが、
今回は受付を済ませた後、9:30から「各自のタイミングでスタート」方式でした。
確かに、地図読みで一番面白くないのって、他の選手がヒントになってしまったり、
逆に答えを与えてしまったりすること。
せっかく地図読みを楽しみに来てるのに、読む前に答えが分かってしまったら面白くない。
それを防止するために一斉スタートではないんですね。
まぁ、疲れてくるとそれを欲する自分もいる訳ですが(笑)
なのでスタートはこんな感じのこじんまりした様子。
各チェックポイントにも同じものが配置してあるので事前に確認します。
私は10:00頃、ほとんど人が居なくなってからスタートしました。
スタートして直ぐ、車道に出たところの分岐で地図を見ている2人組の女性。
私がお先にと追い越して直ぐに同じ方についてきたので、
「ワタシ、適当ですからね」と一応言っておいた。
自信満々に走り抜けて間違ってたら恥ずかしいですからね(笑)
で、いきなりヤラカシました(汗)
1つ目のチェックポイントへ、ちょっとショートカット的な道を選んだらいきなり行き止まり。
なんとか修正して被害最小限にしましたが、いきなりの洗礼。
しかも、1つ目だというのに思ってたより分かりずらい。
こりゃあ、気を引き締めないとヤバいかも!?と思いました。
そして今回、装備を完全に間違えました(汗)
まず、会場についてビックリ!
ほとんどの方がザックを背負っているではないですか!!
事前の案内には直線距離が8.〇kmとの案内。
J:「まぁ、走る距離は12、3km、1時間ちょいで終わるかな?」
と思っていました。
なので、途中の水分も要らないだろうし、今回の地区は丘陵なので山の装備は必要ないし。
J:「藪にも入るからザックはいらないでしょ~」
といった判断をしました。
結果的には途中で時計の計測が止まってしまったのでアバウトですが、
距離が18km、時間は3時間もかかりました(汗)
遅いながらも頑張って走ったり歩いたりしたので、
メッチャ汗かいて、メッチャ喉が渇きました。
後半バテバテ。。
そして、シューズもオリエンテーリングには不向きでした(汗)
私はトレイルでは里山も北アルプスもALTRAのオリンパスという厚底一択なのですが、
このシューズはトレイルのグリップは最高なのですが、
靴底のパターンが浅いので藪内どの未踏地ではグリップがきき辛い。
また基本、この厚底を足が痛くならないように、やさしく緩く紐を締めて履くので、
普通のトレイルのように着地点が見えれば問題ないのですが、
落ち葉や草に覆われた箇所では靴の中で足が動きまくり、何回も足をグネッてしまいました(汗)
まだ痛い。。
周りはやはり凹凸の大きいシューズが多いようです。
中にはスパイクのついてシューズの方も居ました(ガチ勢)
あとはアッパーが丈夫なシューズじゃないと直ぐに破けますよね。
前から欲しかったんのですが、ALTRAには相応のシューズが無いんだもの。。
コースはこのような分かりやすい道もありますが、半分くらいは登山地図には載っていないような、
ローカルな道が多いです。
今回の地図に「破線の道」として書いてあっても、実際はほとんど道と認識できない場所もあったり。
基本、ゼェハァ頑張ってたので良い写真はありませんが、この写真は全然通りやすいレベル。
基本的にチェックポイントは樹木で遠くから見通せない場所にセットされているので、
近くまで行けば見つけられるっていうレベルではありません。
尾根、谷の地形、道や構造物などの目印を頼りに、
地図で誤差10m位の精度で読まないと見つけられないポイントもあります。
これがAクラス。
BクラスになるとAクラスのようなチェックポイント自体が目標物ではない箇所が数か所ありつつ、
道の分岐とか、構造物とか、地図で明確に目標になる箇所もチェックポイントになるそうです。
更にカテゴリがあるなら、全部が分かりやすいチェックポイントになるんでしょうね。
なので、初心者でもそれぞれの実力に合わせて参加できるのが良い所ですね。
と初心者が言ってます(笑)
私の大会の方は、基本的には大きなミスはそんなに無く、順調に進めていきます。
途中、他の選手とも会うのですが、クラスが違う方も多くどの人が凄いとかはよくワカラン。
ただ一人だけ、明らかにスピードが速く慣れた方が一人抜いてった。
移動スピードは大きく負けていたけど、ちょうど会ったのが森の中のCPが2つ近い場所だったので、
その間はほぼ同じくらいのスピードで進んでた。
私とその人はCPへのアプローチがちょっと違っていたけど、スピード差を考えると
私の方が先にCPを探し当ててましたし。
これはちょっと自信。
ただ5分後には遥か彼方へ走り去っていきましたけど(汗)
一度、とんでもない方向へミスして進んでしまいました(汗)
冷静に地図を見れば分岐で登るハズなのに、私はガンガン下ってしまいました。
焦りですね、、その間に足グネるし。
軽く5分はロスしました。
そんな感じなオリエンテーリングですが、
15のチェックポイントのウチ、全く探さずバッチリ読めた成功CPは8つ、
捜索に3分以内掛かったいわゆる失敗CPは2つ、
単なる道間違えが1回(汗)
まだまだです。。
ちなみに今回学んだ事は、
・ガチ勢になると近いCPは基本的に直線的に進む。
・CP間は最速巡行速度で。
・上手い人はバッチリCPを探し当て地図読みほぼ完ぺき!
まだまだな自分がよく分かりました。
でも、目指すべき目安が分かったので良かった。
初心者の私には伸びシロしかありませんからね!
あー楽しかった!
オツカレ~!!