8/2(日)　秩父宮記念第40回富士登山駅伝競走大会に参加。
今年も我が「すぽるちば」で出場。
昨年同様5区、7区を任せて頂いた。

年に一度、おっさんたちが、若かりし頃のあのギラギラした夏を取り戻す日。

全体的なことは、監督ののりさんがブログで書いてくれるであろうから
僕個人の所感を。

今年はなんといっても富士登山競走に不出場で、富士山に行く回数が少なく、
正直、3回目の駅伝にして一番不安な年だった。
それでも2週間前から減量を開始し、3kg減で本番を迎え
体はそれなりに作ることが出来た。

スタートはいつも通り、静かなもので、気付いたら8:00過ぎていたという感じ。

2合8勺はこんな感じ。とにかく暑い。

いつも通り、30分前からアップを開始。
4区ソーケンを待つ。
次々と倒れこみながら、涎をたらしながら、ランナーがやってくる。
今年は本当に暑く、4区はかなり厳しいに違いない。
すぽるちばのユニフォームは蛍光緑なので山で見つけやすい。
スイッチバックでソーケンを見つける。
一気にアドレナリンが噴き出す。

出し切ったソーケン

ついに、スタート。

今年の序盤は砂が深い上に、急だ。
油断すると一気に心拍が180になってしまうので、
序盤の1kmは心拍計をみながら
オーバーペースにならないように気を付ける。

でもとんでもなく暑い。。。
ゆっくり入ったつもりなのに、どんどん体力が削られていく。
きつい、本当にきつい。
序盤は数人に抜かれたが、無理に追わずに中間の小屋以降の勝負にかける。
中間小屋にさしかかる。
突貫さんがいて元気をもらう。
小屋の通過は28分。予定通過時間より1分遅い。

本来であればここから上げなければいけないが、ペースは変わらず。
とにかく暑い。
時々歩きたい衝動にかられるも、汗が染みこんだ襷をぎゅっと握りしめ
ステップを踏む。
なんとしても、なんとしても、この襷を無事に届けなければならない。

考えることはやめた。ただ、前へ、前へ。

長い長い格闘の末、なんとか西君に襷をつなぐ。
タイムは59分ほど。
天候を考えればまずまずかもしれないが
あわよくば56分台を狙っていたので、
自分としては、正直チームに迷惑をかけたな、下りで挽回しないとという気持ちだった。
サポートの佐藤さんに、コーラやクエン酸を頂きながら、テーピングをして西君を待つ。

西君が軽快にきた！

大砂走りは、去年序盤でこけてタイムをロスってしまったので、若干慎重に入る。
大砂走りに入ると視界が悪く、ガスってきた。
いつもは足が砂から抜けなくなるが、今年は1か月ほど砂走り用に筋トレを
していたので、それが効いたのか、足はスムーズに回る。
テントが見えてきた。ギアをさらに入れる。

去年より30秒短縮！

襷渡しは、スムーズにいったが、最後顔面からこけてしまった。
でも、去年のタイムを更新し、無事に襷を渡せた安堵感が大きく、
正直擦り傷なんてどうでもよかった。

ゴール後は、みかんさんがビールを用意していてくれて、1本頂く。
あ～～、五臓六腑にしみわたる！
下山は、壮太さんや望月さんとワイワイやりながら。

下山後、無事襷がつながり、ゴールしたことを知る。
ああ、本当によかった。
この安堵感がたまらない。

今年は暑さが響いたのか、繰り上げたチームがかなり多かったようだ。

血が滲んている襷もある。それぞれの物語を思うと涙が出てくる。

そんな中、無事襷をつなぐことができて、
時間がたてばたつほど嬉しさがこみ上げてくる。

最後に、

前日にストンとBtoBして、みんなをハラハラさせた大瀬プロ、
安定のネガティブ発言の萩さん、
安定の前日深酒のキャットさん、
食いすぎで短パンぴちぴちのそーけん、
リバウンド王の西君

色々骨を折っていただいた監督ののりさん、
サポートしてくれた桃瀬さん、黒田さん、塾長、くまともさん、ちえぞーさん、
釘嶋さん、うるさん、安川さん、佐藤さん、突貫さん、
山民会 北澤先生はじめ皆様、
現地で応援してくれた皆様、
この夏、この瞬間を皆で共有できたこと
本当にすばらしい思い出になりました！

ありがとう！

—
※以下、SPORCIVAのFBから引用。

出会えた幸せ
集えた幸せ
共に、走れた幸せ

富士登山駅伝を振り返る
1区 大瀬さん 24:06
2区 はぎさん 22:12
3区 キャットさん 23:45
4区 そーけん さん 32:25
5区 ナミネムさん 59:11
6区 西さん 52:18
7区 ナミネムさん 9:32
8区 そーけんさん 8:20
9区 キャットさん 13:21
10区 はぎさん 13:28
11区 大瀬さん 14:41
No21 チーム すぽるちば 4:33:19 一般の部20位