先週末は、僕の故郷、新潟県秋葉区で開催された
「第7回秋葉丘陵トレイルランニングレース(AKTR)」に参加。
仕事の関係で、当初参加は迷ったものの、
記念大会で47kmの部が新設されるというので思い切って参加することに。
どうせならということで、声をかけたのりさん、新潟で銀行員をされている小林さんを
前日実家に招待する形で大変楽しい旅&レースとなった。
前日は、東京から長岡に新幹線で行き、小林さんと合流。
長岡で有名なパイを食べつつ
「山本五十六記念館」「河合継之助記念館」をめぐり、
寺泊のアメ横へ。
その後、日帰り温泉に寄って、実家へ。
実家では、事前におっさんばっかりなので食事の量は抑えるように頼んでいたが
やはり、新潟。かなり出てくる、出てくるw
結局、レース前とは思えないほど食べて、飲んで、いい感じで就寝。
次の日は、朝4:30に起きて、母親が作ってくれたおにぎりと笹団子を携えて
実家からすぐの石油の里へ。
レースは10kmと47kmがあり、参加者はそれぞれ200名ずつといい感じの人数。
おそらく、当日は全員合わせても、300名ほどか。
いざ、スタート時間になっても、新潟県人の恥ずかしがり屋&遠慮がちの気風なのか、
全然だれも前に行きたがらないw
自分もどちらかというとそういう所があるので、小林さんと笑ってしまった。
それでも、スタートすると結構早いペースで進む。
小林さんと松永さんが軽快に進んでいく。
僕は、おんたけウルトラ以来のトレランレースで、しかも最近殆ど走れていないせいで
その時よりも4kgも太っているので、開始数キロですでにトップグループの速度についていけない。。。
しかも、前夜の深酒のせいか、かなりの発汗量。大した負荷じゃないのに、心拍もいつもよりかなり高め。
ということで、ボチボチ行くことに。
それでも、1CP(約10km)につく頃は、少し疲れを感じていた。
その後もボチボチと進むが、なんと20km手前くらいで、内転筋が攣り始めるw
山に行っていないとこうも衰えるものかw とちょっと面白かったが
もうこうなると、あまり大きな動きをするとかなりヤバい。
おまけに、雨もだいぶ強くなってきた。
2CP(20kmちょっと?)を超え、ロードの下り(管沢付近)で左に行かなければいけない
のに表示を見落としたらしく、そのまま道路に降り、道路沿いに進む。
でも、行けども表示が見つからないので、ロストか?と思い再度元の道を戻ると
人が下りてくる。あ、道あっていたんだと、その方と一緒に再度ロードを進むとエイドが見えた。
エイドにつくと、かなりエイドの人が慌てている。聞けば、なんと38km地点とのこと。
一瞬頭が混乱したが、どうやら、我々はワープしてきてトップらしいw
すぐに、運営の長嶋さんからエイドに連絡が入り、車で来てくれて
道を案内して頂いて、本線復帰。
結局、4km(20分ほど)ウロウロしていたようだ。
本線に復帰したあとは、本当に辛かった。内転筋に加え、脹脛も攣りはじめ
すでにのぼりはゆっくり歩く感じ。
それでも、地元でこんなに知らないトレイルがあるんだ!という新鮮な気持ちと
コース上で配置されている参加者全員へのメッセージボードが心をほっこりさせる。
誘導やエイドでお会いするボランティア(AKTRではおもてなし隊と言う)の皆さんの
笑顔に励まされる。
また、この大会は、上位者への商品というものは実はなく、
ドラゴンボールと言われるコース上に隠されているボールを見つけた人に商品が配られるという、参加者全員が楽しめる仕掛けがされており、後半はドラゴンボールを探すことに腐心することにしたw(結局、見つからずだったけどw)
そうすると、3CP(30数km)あたりでは、だいぶ前向きな気持ちになって最後のフカフカトレイルでは、かなり楽しい気持ちに。
雨でなければ本当に神流を思い起こされる極上のトレイルだったに違いない。気持ちが前向きになってくると、これまでコースで通った
「白玉の滝」「菩提寺山」「護摩堂山」「高立山」
をじっくり思い返すことができた。いずれも、幼稚園や小学校の時に行った山だ。
遠足の時菩提寺山でうまい棒食べたなー、とか
白玉の滝付近で沢蟹捕まえたなーとか、なんだかノスタルジックな気持ちにw
横に見える田上カントリークラブも懐かしい。
こんな形で、みんなが地元の山を大切にしてくれて、楽しんでくれていることが
この地に生まれたものとして本当に嬉しかった。
先のドラゴンボールやメッセージボードの件もだが、
速い人が凄いのではなく、選手全員がそれぞれ主役になって欲しいという
主催者、おもてなし隊の『愛』が詰まった、本当に素晴らしい大会だなと 心から思った。
肝心の結果はというと、5時間半くらいでと思っていたので、ロストの20分を引けば
まあ良い感じかな(言い訳)w
小林さんは、ロストがありながらの4位と素晴らしい結果。
のりさんも無事完走!ということで、神流の前に不安を払拭していただいた様子。
レース後は、オラが町の温泉に入り
新潟市の「えびす鯛」にて打ち上げ!
新潟は、新幹線使うと実は2時間ちょっとで東京から来れるし
食べ物も美味しいので、是非みんなに楽しんでもらいたい大会です!
※以下、写真はのりさん撮影のもの。