こんにちは。
ナミネム です。
新型コロナウイルス感染症(COVID-19)で皆様大変な時期をお過ごしかと思いますが、お元気でしょうか。僕は在宅勤務が2ヶ月を超えてきましたが、体も心も元気です。
4月も後半となり、山も新緑で最高のシーズンのはずですが、僕の住んでいる横浜からは山も遠く、電車にも乗れないので、最近はもっぱら家の周りをランしております。
ランといっても朝2h程度走るもので、免疫力を下げないよう気をつけながらです。
さて、今年のレースはというと、5月に比叡山50mile, 9月にカナダのWhistler Alpine Meadows(WAM) 100mileを予定していましたが、残念ながら比叡山はキャンセル、WAMはTBDとなっています。
他の大会を見ると、やはり軒並み中止なったり、延期となっている大会が多いようです。
目の前の目標がなくなったりすると、モチベーションを保つというのはなかなか難しいという方も多いではないでしょうか?
そんな折、偶然、テレビで永平寺の特集を見ました。永平寺(えいへいじ)は、福井県吉田郡永平寺町にある曹洞宗の仏教寺院。總持寺と並ぶ日本曹洞宗の中心寺院(大本山)です。
そこで学ぶお坊さんは雲水と言われ、多くは20代とのことでした。
そこで、厳しいルールに従い、座禅でひたすらに己と向き合う雲水の姿勢をみて、考えさせられ、そして自分もこういう時間や姿勢が今こそ必要なのでは?と思いました。
10年以上続けているランニングは僕にとってまさに生活の一部。行為は違えど、雲水の座禅と同じではないか。
今までは、外の大会に目を向けてきたが、この機会に、内なる自分にのみに目を向けてみてはどうか?と。
ランニングにはマインドフルネスの効果もあると言われています。
そのテレビを見て以来、なにか外に見返りを求めるのではなく、ただひたすらに、何も考えず、単純な走るという身体の動きのみを確認しながら、朝走って一日を始める。夜は1hかけてストレッチや瞑想をする。
そんな繰り返しで、日々過ごすようにしています。
現在は、朝2h走ってると書きましたが、GW中でもあえてリズムは変えずに、あまり多くを求めず、日々同じような感じで過ごすと、なにか自己対話も一層すすむのでは?との考えでそのようにしています。実際、心や体調は今の所絶好調です。
雲の如く定まれる住処もなく、水の如く流れ行きて、よる処もなきをこそ僧とは云うなり
(正法眼蔵随聞記より)
それでは、皆さん、くれぐれも体調などお気をつけて。