ご無沙汰してます。藤岡です。
今年のパシフィック・ノースウェストは山火事が多くなっています。
つい昨日(2017年9月3日)にもオレゴン州のコロンビア川渓谷で、花火の不始末が原因の森林火災があり、140人のハイカーが一時トレイルに取り残されるというニュースがありました。ブログで度々紹介しているGorge Waterfallsというレースはまさにこのトレイルで開催されています。
130 Homes in Cascade Locks evacuated due to Eagle Creek Fire. Red Cross Shelter setup up at Skamania Co Fairgrounds Photos: Jeff Points pic.twitter.com/7Pf09xQs5U
— KGW News (@KGWNews) September 3, 2017
夏のトレイル・ランニング・イベントも多発する山火事の影響を受けていて、オレゴンの人気100マイルレースレースPine to Palmや、同じくオレゴン州のレースThe NUTは中止になりました。
8月5日にレーニエ山の近くで開催されたWhite River 50に、昨年に引き続きエイドステーションのボランティアとして参加してきました。
このときは数百キロ離れたカナダはブリティッシュ・コロンビア州の大規模な山火事で発生した煙がワシントン州を覆い尽くし、さらにはオレゴン州やアイダホ州まで達したとのこと。いつもならコース上から拝めるすぐ近くのレーニエ山さえ望めない状況でした。
?Wildfire smoke is expected to continue into the foreseeable future across the Pacific NW & British Columbia. Credit:@NASA #idwx #orwx #wawx pic.twitter.com/FEObeLaMPH
— NWS Boise (@NWSBoise) August 3, 2017
その翌週の8月12日〜13日には、Bigfoot 200を走るMMAブロガーの釘嶋さんの応援に行ってきました。風向きの影響もあってだいぶ状況は改善していましたが、それでもまだカナダの山火事の煙が残る状況でした。
8月26日〜27日に開催されたワシントン州の伝統の100マイルレースCascade Crest 100では、私はカリフォルニアからやってきたウィリーのペーサーをしに行ってきましたが、このレースもすぐ近くの山火事のせいで後半の50マイルを使うことができず、ループコースから前半の50マイルを折り返すコースへと変更されました。
そして今日ハイキングに行ったレーニエ山でも、やはり近くの山火事の煙が周囲一帯を覆っていました。
夏は好天が続くことが多いパシフィック・ノースウェストですが、今年は記録的に降雨が少なく乾燥していて、事態はまだしばらく収束しそうにありません。
雨乞いでもした方がいいですかね。
1 コメント
[…] 昨年、山火事が多いということをブログに書いたのですが、2018年夏も山火事が頻発。アメリカ合衆国森林局のサイトを見てもワシントン州周辺はご覧の通り火事マークだらけ。 […]