さてさて、このたび、コーチとランナーをつなぐサービス「Team RunRun」でランニング・コーチをさせてもらうことになりました。
これまでにもコーチをしてくれないかという話はあったものの、自分が割ける時間を考えると躊躇していたのですが、そんな折、以前からの知り合いでフルタイムのコーチでもあるマット・ウルバンスキーから「事務的な部分はうちがやるので、マサズミはコーチングに専念できるから、やってみないか」という話をもらい、トントン拍子で今回の運びになりました。
Team RunRunを通じて、ランナーは初心者から上級者まで、距離の長短やロード・トラック・トレイルかに関わらず、世界中どこからでもオンラインで、あるいは実地でコーチングを受けることが出来ます。コーチ陣には世界陸上のマラソンやウルトラ・トレイル世界選手権の出場経験者など素晴らしい方々が揃っています。
私の知識やこれまでの経験を動員して皆さんのゴールを一緒に達成できればと思っていますので、もしご興味がある方はいれば、Team RunRunのこちらのコンタクトフォームから気軽に問い合わせください。このブログのコメント欄や私のツイッターアカウントまで質問いただいても結構です。
以下は私のコーチ・プロフィールの日本語訳です。ご参考まで。
専門分野
ウルトラ・トレイルとロード・マラソンです。これまで培った経験をベースに、初心者の方でも、ステップアップしてより速く走りたい方でも、各々のゴールを達成するために、楽しく一緒に取り組んでいきたいと思います。
理念
走ることは人に本来備わっていてそれ自体楽しいものですが、そこからもう一歩踏み出して走りを向上させることで、さらに楽しむことができるはずです。
ランナーは一人ひとり違います。また同じランナーでも時期やゴールによって異なるアプローチが必要になります。私がコーチングするに当たっては、以下の観点から状況に合わせてベストな道筋を探していこうとおもいます。
- ピリオダイゼーションによりトレーニングをフェーズ分けし、ゴールへ向けて徐々に・段階的に能力を向上する。
- 強度と練習量のバランスを取りながら、弱点を克服し、長所を伸ばす。
- 休養と回復により、怪我を予防し、継続的に走れるようにする。
- 日々の栄養補給に留意し、より良いパフォーマンスを目指す。
- 各レースやイベントの特徴を見て、戦略やコツを明確にする。
コーチ経験
家族や友人にちょっとしたアドバイスをした他、自分自身が私のベストなコーチです。
自己紹介
2007年にシアトルにやってきて素晴らしいトレイルランニング・コミュニティに出会い、自然の成り行きでトレイルランニングを始めました。
いろいろなところに行って異なる文化に飛び込むのが好き。英語と日本語のほか、フランス語とスペイン語も少し話します。
セブンヒルズ・ランニングショップのスポンサード・ランナー。またMountain Martial Artsのブログでパシフィック・ノース・ウェストのトレイルランニング・ランニングを日本に紹介しています。
影響を受けた人・理論
エンデュランス・アスリートとして最も影響を受けたのはJoe Frielのピリオダイゼーションの概念で、私がトレーニングをプランするときの基礎になっています。他に影響を受けた人としてはTim Noakes (著書:“Lore of Running”) Matt Fitzgerald(“80:20”)、 Jason Koop(“Training Essentials For Ultrarunning”)、Steve Magness (“The Science if Running”)などがいます。
主な戦績
トレイル
- Zion 100 優勝(2016年)
- Bear 100 準優勝(2018年)
- HURT 100 2年連続3位(2017・2018年)
- Orcas Island 50k 3年連続優勝(2016・2017・2018年)
- Sun Mountain 50 mile 優勝(2015年)
- UTMB 3年連続完走(2014・2015・2016年)
ロード
- シアトル・マラソン 総合5位/マスター1位(2018年)
自己ベスト
トレイル
- 50キロ: 3時間58分55秒(2016年 Chuckanut 50k)
- 50マイル:6時間30分09秒 (2015年 Sun Mountain 50 mile)
- 100マイル:17時間36分50秒(2016年 Zion 100)
ロード
- マラソン:2時間42分00秒(2018年 シアトル・マラソン)
1 コメント
[…] 今年に入りTeam RunRunにてコーチングを始めてから、こういう場でお話をするのは初めて。思ってたより沢山の人に来ていただきました。既に初100マイルレースにエントリーしている […]