5月5日、丹沢主脈をトレランで縦走してきた。
丹沢主脈とは丹沢山塊の塔ノ岳、丹沢山、蛭ヶ岳、姫次、焼山を南北に貫くコースのこと。
小田急線渋沢駅北口から大倉までJOG。バスに乗っても良かったが天気も良くなんとなく走りたい気分だった。コンビニに寄り道しながら40分ほどのJOGで大倉に到着。大倉は丹沢の表玄関口のためビジターセンターは大勢のハイカーで賑わう。トイレにも長い列が・・。トイレ休憩後、大倉尾根経由で標高1491mの塔ノ岳を目指す。大倉尾根はバカ尾根ともいわれている。バカ尾根とは延々と単調な登り下りの尾根道を指す山岳用語?であるが、標高差1200mも登るので正直バカにはできない。2時間ほどで塔ノ岳に到着。山頂もハイカーで大賑わい。早々に丹沢山へ向かう。稜線上のブナ林や笹原と高度感のある眺望が気持ちをハイにさせる。やっぱり山は最高だ。
40分ほどで標高1567mの丹沢山に到着。長居せずに神奈川県最高峰、標高1673mの蛭ヶ岳に急ぐ。連なる山々に丹沢山塊の奥深さを感じながら、1時間ほどで蛭ヶ岳山頂へ。軽く休憩後、姫次へ向けて階段の木道を激下る。数年前に会社の同僚と歩いた場所であるが、その時にはこの階段の木道で膝を悪くしたことを思い出した。テンポ良く一気に下る。地蔵平から姫次までは気持ちよく走れる区間だ。ほどなく姫次に到着。姫次からのコースは東海自然歩道に入る。姫次から焼山までも走れる区間。焼山には鉄塔とも呼べる展望台があり、眼下に宮が瀬湖の素晴らしい眺望を得ることができる。
焼山から西野々までを一気に下る。西野々バス停で時刻を確かめるが、2時間半後までバスがない。しかたがなく三ヶ木バスターミナルまで7kmほどのロード走をすることにした。三ヶ木バスターミナルに無事到着。ここでGPS計測を終了。計36.9km、7時間50分でした。
トレランでどこまで行けるんだろうか?歩きでは決して行けない距離をより短かい時間でどこまでも行けるような気がする。もちろんそれは幻想だけど・・。今回の旅で充実感を得られたので別のルートで企画したいと思う。