前半に続き、OSJ KOUMI100コース試走の後半。
今回の試走であらためて計算すると舗装路50.9%、林道29.2%、登山道19.9%の比率となった。舗装路の比率が約50%と高いことは好き嫌いが分かれると思うが、標高1,500mの豊かな自然中の舗装路は林道と言っても良いと思う。それを楽しめれば、完走に一歩も二歩も近づくことができる。
攻略のポイントは、
1.登山道のサーフェスが滑り易い苔生した岩石や根っこが多いためグリップの効いたシューズの選択が良い。
2.一部ガレにガレた林道がある。脚を挫かないための足首のサポーターは有効だと思う。
3.10月、標高2000m超を舞台としているので、夏装備では不十分。しっかりと悪天候と防寒の対策をして臨みたい。2年連続で大会時は雨が降っているので雨風を防ぐ悪天候対策は必須。前回、羽毛のダウンでは雨と汗でびちょびちょになり保温力が落ちたので、化繊のダウンがお勧め。日中と夜間、2000mの尾根上での暴風雨は凍えるくらいに寒かった。
4.トレッキングポールは周回の後半では有効なので、保険の意味でもドロップバッグに入れておくといいでしょう。
昨年の同大会を完走して、私は初めて100マイラーとなった。その思い出のレースで2年連続の完走を目指している。今回、あらためてコースを試走してみて、前回の感覚や感情の変化をリアルに思い起こすことができた。よくも完走出来たなあ、自分にそんな力があったんだという自分に対する驚きあったことが率直な試走の感想でした。一周32kmの5周回はやはりハードであることには変わりはない。ハードだからこそ、挑戦する価値があるのだと思いを新たにした。ハードでなければ、二回も走ろうとは思わない。
このblogが初めてこのコースに挑戦するランナーの多少でも参考になれば幸いです。いいレースとなることを信じて、残り2ヶ月間、一日一日を大切に、努力を積み重ねていきましょう。
2 コメント
初めまして、来たる10月のkoumi100に初100マイル挑戦、初完走のためにこちらの記事を参考に京都から試走してきました!すごく詳細に書かれていたので大変助かりました!コロナで大会開催はどうなるか分かりませんが未知の世界を楽しみたいと思います。
コメントありがとうございます。私も初めての100マイルレースがKOUMI100でした。これからチャレンジされる方に向けて書いた試走記が参考になって嬉しいです。コロナ禍の中においても大会が開催され、これまでの努力が報われるようお祈りしてます。