大菩薩連嶺と小金沢連嶺
山梨県東部にあり、標高2,000mから1,600mの主脈を南北に延ばす大菩薩連嶺。鶏冠山を北端とし、大菩薩嶺、大菩薩峠、小金沢山、湯ノ沢峠を経て南端の滝子山に至る。
一方、小金沢連嶺は、一般的には大菩薩峠の南方にある石丸峠から小金沢山、牛奥ノ雁ヶ腹摺山、黒岳、湯ノ沢峠までとされているが、南端の滝子山までを小金沢連嶺とする説もある。いずれにせよ、小金沢連嶺は大菩薩連嶺の中に包含されている。
大菩薩連嶺の主峰、大菩薩嶺と小金沢連嶺を日帰りスピードハイクしてきた。
富士山の展望が期待出来るコースなのだが、この日は雲が多く、道中一度も秀麗な姿を見せることはなかった。
ハイカーで賑やかな大菩薩嶺、大菩薩峠も、小金沢連嶺に足を踏み入れると人気がなくなる。
静寂な暗い樹林帯と広大な笹原。行先には山々が広がる。
ゴロゴロと遠雷の音。行先の黒岳は雨雲の中にある。パラパラと降り出す雨。足早に稜線を抜けた。
北アルプスに来ているような既視感。甲州アルプスと呼んでいるのも決して言い過ぎではない。
08:14 塩山駅-09:00 大菩薩峠登山口 – 09:17 丸川峠入口 – 09:28 千石平 – 10:31 上日川峠 – 10:48 福ちゃん荘 – 11:30 雷岩 – 11:37 大菩薩嶺 – 11:44 雷岩 – 12:05賽ノ河原 – 12:12 大菩薩峠 – 12:33 石丸峠 – 13:22 小金沢山 – 13:47 牛奥ノ雁ヶ腹摺山 – 14:29 黒岳 – 14:57 湯ノ沢峠 – 15:25 湯ノ沢峠登山口- 16:14 やまと天目山温泉- 17:30 やまと天目山温泉バス停- 17:40 甲斐大和駅