昨年夏の北海道一周自転車旅の思い出をblogに綴り始めたい。少しずつ書いて、来春までには書き上げたいと思っている。

北海道一周4,000km、49日間の自転車旅日記。

期間：2023/7/25から9/11までの49日間。

DAY1：2023/7/25（Tue）

自宅最寄り駅から輪行〜JR東京駅〜（特急）〜水戸駅〜（鹿島臨海鉄道大洗鹿島線）〜大洗駅〜「大洗港フェリーターミナル」〜大洗港発、苫小牧港行の「商船三井さんふらわあ」に乗船。船中泊。

輪行で大洗駅へ

「飛行機ではなくフェリーで船旅を楽しみながら北海道へ行ってみたい。」

どんな体験をしたいのか？で旅のルートは決まる。

茨城県の大洗港からフェリーで苫小牧港へ。時計周りで北海道を一周するプランとした。

どこでどんな体験をしたいのか？観光やキャンプなどの各種ガイドブック、Google mapやツーリングマップルなどを参考にプランを作成。49日間ものプラン作成には相当な時間をかけた。必要な予約関連は全て済ませて当日を迎えた。

自宅最寄り駅の構内で汗だくになりながら輪行準備。前後輪とラックを取り外して、バンドで固定して輪行袋に詰めた。

重い輪行袋を持ちながらの乗り換えはかなりの重労働となる。乗り換え駅構内のエレベーターの位置や何号車に乗れば良いのかは、事前に調べていた。最短距離でJR東京駅まで。電車の乗り換え4回で大洗駅に到着。

大洗駅前で自転車を組み上げた。大洗町といえば、アニメ番組の「ガールズ＆パンツァー」の聖地。番組は見たことはない。とりあえず、アニメキャラと記念撮影してみた。

この時の自転車の写真を見ると、フレームバッグとハンドルバーバッグだけと軽装備なので意外に思うかもしれない。

ヤマト運輸の『営業所受取サービス』を利用して、3つのバッグを苫小牧港営業所へ事前送付していた。便利なサービスだと思う。窓口の営業時間には要注意。ちなみに、帰路はこの営業所で、ダンボールを購入し、バッグ類を自宅に事前送付した。

快適な船旅で北海道へ

大洗駅から1.4kmの自走で大洗港フェリーターミナルに到着。手続きを済ませて、18:00から自転車で乗船。自転車は私ひとりのようだ。係員が指定した位置に自転車を止める。係員がロープで自転車を固定してくれた。

19:45 大洗港発。苫小牧港には翌日13:30着予定。約20時間の船旅となる。デッキからの出発時の景色で船旅の気分が高まった。

夕食はレストランでバイキング。展望浴場も利用した。まるでホテルのような快適さ。

部屋はコンフォートが空いていなかったためにスーペリアにした。ツインベッドは一人旅には贅沢過ぎた。

フェリーの揺れはあまり気にならなかったが、明日からの旅の行方を想像して興奮していたせいか、今ひとつ眠ることが出来なかった。