Used.

先日、使わなくなった山岳テントを知人譲ったら、まだ幼いお嬢さんとテン泊遊びをしている写真が送られてきた。私の家で使われずに場所を占拠しているよりずっといい。山行スタイルもかなりストイックなものからユルユル温泉付きまでと広く楽しんできたのだけれど、だいたい一定の範囲に収まるようになった。そうすると、どうしても使われないものが出てくる。「いつかまた使うだろう」というのはほぼ使わないものだ。使われずに焼却処分になるのは環境にも良くないことだし、必要になる時にはレンタルなり手段はいくらでもある。今回は厳冬期の雪山装備を中心に、使わなくなった山道具とウエア類を売り払う事にした。ヤフオクや流行りのメルカリでもいいのだけれど、色々と苦手な事もある。フリマに出店するマメさもなく、御岳へボルダリングに行く際に立ち寄る山道具の中古屋さんに持ち込んでみた。

 

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御岳のセブンイレブン前、ランナーだと北側か南側の稜線を通り過ぎてしまうのだけれど、多摩川源流の渓谷は美しく、ボルダリング、カヤック、ハイキングなどのアウトドアスポーツの拠点でもある。

 

雪山装備の象徴でもあるピッケル。赤岳、唐松岳などの思い出がある。ただ周囲も自分もそれ以上厳しいルートにのめり込むことはなかった。

雪山装備の象徴でもあるピッケル。赤岳、唐松岳などの思い出がある。ただ周囲も自分もそれ以上厳しいルートにのめり込むことはなかった。

 

厳冬期のみに使用していたのでソールの減りが殆どなくコンディションは良と査定された。一方、この靴と相性の良かったSimonの12爪アイゼンは少し傷んでいるという査定。登山靴はモデルチェンジのサイクルが長いためか、よい値段がついた。次々と新商品を投入して自らその価値を劣化させているランニングシューズ業界とは違うようだ。

厳冬期のみに使用していたのでソールの減りが殆どなく、コンディションは良と査定された。一方、この靴と相性の良かったSimonの12爪アイゼンは少し傷んでいるという査定。登山靴はモデルチェンジのサイクルが長いためか、よい値段がついた。次々と新商品を投入して自らその価値を劣化させているランニングシューズ業界とは違うようだ。

 

ウッドストーブを使った事もあったが、今はガス以外は考えたく無い(笑)

ウッドストーブを使った事もあったが、今はガス以外は考えたく無い(笑)

 

ほぼ全身をカバーする150cmのエアマットも使わなくなってしまった。快適ではあるが、やはりカサ高と重量を考えると90cmで十分になる。

ほぼ全身をカバーする150cmのエアマットも使わなくなってしまった。快適ではあるが、やはりカサ高と重量を考えると90cmで十分になる。

 

今回、残念だったのがGerminの山岳GPS。購入時は高額でしたし、純正の東日本山岳地図、オレゴン州、ワシントン州の山岳地図も入っている。ただ、電子機器類は日進月歩で、新しいものが出ると、どうしても価格は急落するそうだ。

今回、残念だったのがGerminの山岳GPS。購入時は高額でしたし、純正の東日本山岳地図、オレゴン州、ワシントン州の山岳地図も入っている。ただ、電子機器類は日進月歩で、新しいものが出ると、どうしても価格は急落するそうだ。

 

自分は何を勘違いしたのか(笑)多分、これはベースキャンプなどで、大きなテント設営時に特殊環境下で使用するもので、日本で使用する設定は思いつかない。ソロ-2人用テントでペグダウンできない下地ならば、石を利用すれば良いのだから。

自分は何を勘違いしたのか(笑)大きなテント設営時に特殊環境下で使用するもので、自分が日本で使用する環境設定は思いつかない。ソロ-2人用テントでペグダウンできない下地ならば、石を利用すれば良いのだから。

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鏑木モデル?

 

<番外編> これは売らなかった。

<番外編>
これは売らなかった。

 

チタン製コッヘルの値段が手頃になり、少し時代遅れの感があるアルミ製のコッヘル。これはなんとなく売るのをやめた。少し凹んだキズは派手に転んだ時のものだ。査定に出せば、わずかな金額でしかないだろうけど、このコッヘルは自分が初めて買った山道具の一つであり、プライスレスなのかもしれない。次々と買って捨てるという消費文化の中で生活し、自分もその産業の仕組みに加担している。ならば自分だけのプライスレスがいくつあるか、そうでないものなら焼却処分ではなく、次の使い手を見つけてあげるお手伝いをする。せめてそんな事ができたらと思う。

追記: 全部でいくらになったか?ウエア類と合わせると、自分が好きな手頃な値段のビオワインが2箱(24本)買える値段になりました。