先週末の三連休、おんたけ100kに参戦してきた。
長野県王滝村の国有林内の林道を舞台に開催されるおんたけウルトラトレイル。過去の参加者からは「灼熱地獄」「ガレ場ばっかり」「修行」と、ツラいレースであることが感じられる言葉が多い。言ってみれば、ぼくが出なさそうなレースである。
なぜぼくがおんたけ100Kにエントリーしたのかというと、参加するのに資格がいらないからとか、クリック合戦がないから(今回はエントリー開始から一ヶ月ほどで定員になった様子)、というわけではなく、ふたつの理由があった。ひとつは現時点でのトレランレース最大の目標、CCC完走のために100Kレースを経験したかったこと。もうひとつは後ほど。
※今回、かなり真剣に走ったので写真を撮る余裕もなく、文字ばかりでスミマセン。
【スタートまで】
さて、いつものように予定表を作ってみる。おんたけは100Kを20時間制限。これまで、初回STY(82k)が25時間、昨年のハセツネ(72k)が22時間完走のぼくが制限時間内にゴールするのは相当厳しそうだ。とはいえ、走る前からあきらめるわけにはいかないので、19時間20分で完走できる予定を立てる。
レース当日は金ちゃんと目黒駅に12時に待ち合わせて、のんびり車で出発。深夜12時にスタートなので、ゆっくりと出られるところが楽。三連休初日なので渋滞が心配だったが、昼過ぎに出発したせいか想像したほどではなかった。中央道を伊那まで進んで、そこから下道。自然に囲まれた道を進み、受付場所兼駐車場である松原スポーツ公園に17時頃到着。
受付を済ませ、IBUKIボランティアーズと雑談した後はスタート時間まで6時間ほどあまってしまう。夜通しで走ることを考えると、身体を休めるのが一番。今回参戦する心折れ部メンバー(ホヤさん、kyowさん、女王、金ちゃんが100k、サラミさん、アメタケが100マイル)はスタート地点に宿を取っており移動。ぼくは車でのんびりと過ごすことにした。車内にいると、屋根を叩く雨の音。けっこう激しい。スタート時間までに止むこと祈る。
車内で過ごしているうちに辺りはすっかり暗くなり、23時過ぎにスタート地点へバスで移動。雨、降ったり止んだり。
(続く)