今週で3月も終わり。早すぎ!
ということは、あと一ヶ月もするとUTMF。
実はぼくも一度だけUTMFにチャレンジしたことがある。第二回大会の2013年。ただでさえ実力不足だったのに、レース前に負傷までしてしまってDNFに終わった。
何度か書いているけど、ぼくがトレイルランニングを始めたきっかけは、たまたまUTMBのドキュメントを観たことだった。
モンブランを一周する「100マイル(160k)」レース。ぼくはいわゆるインドア派(死後)で、走るどころか、山にも全然興味がなかったのに、一瞬にして心を奪われてしまった。「いつかこのレースに出てみたい、完走したい」。トレイルランニングと100マイルレースは、運動嫌いの人間にそう思わせるほど、大きな魅力を秘めていた。
それから2年後に国内にUTMFが誕生し、その翌年に初挑戦するも前述のようにDNF。今のところ、それがぼくにとって最初で最後の100マイルレース挑戦となっている。というのも、再挑戦する前に、100マイルとは別の目標や楽しみ方が生まれ、正直なところ今は「100マイル挑戦」という気持ちを持っていない。
トレイルランニングを始めれば耳にするであろう「100マイル」という言葉。
ぼくの周りでは、100マイル達成を区切りに卒業してしまう方もいれば、100マイルの魅力にはまり挑戦し続ける方もいる。ぼくだって、気分が変わってまたいつか挑戦するかもしれない。
ぼくが思うに、「100マイル」はトレイルランニングにおけるひとつの指標なのではないだろうか。避けては通れないわけではないけれど、わかりやすく、挑戦し甲斐がある大きな目標で、挑戦してみればその先に、きっと自分だけの答えが見つかるはず。
ということで、今年のUTMFも100マイルに挑戦する方々をA8二十曲峠エイドでお待ちしております。今回はTEAM MMAとTrippersさんの合同メンバーで、少しでもみなさまのお力になれるように我々もがんばります。
UTMFに挑戦するみなさま(ランナーだけではなくサポーターさんも)はたくさんがんばっていると思うので、「がんばれ」とは言いません。後悔のないように全力を尽くしてください。
と、ここで宣伝。ロングレースで使えるMMA。
MMAはガチもファンもないと思っています。常にガチ!なので、ロングレースに使えるアイテムがいろいろあります。UTMFは4月とはいえ標高の高い山の中、特に走力が落ちる後半は寒さが響きます。そこでオススメなのが、
ロングレースではレインウェアは持たれていると思うので、撥水、防水機能はない変わりに、速乾と軽量、可動域の広さを優先したロングパンツです。
特徴的な7つのポケットには補給を小分けに入れられ、意外と好評なのがサイドポケット。ぼくはタイムチャート表を入れていて、ラン友は飴のゴミを入れるとのこと。本当にすぐに取り出せるので、行動中のストレス軽減。なによりユーザーさんから本当に好評!
そのショーツ版。というか、もともとはこちらがオリジナル。デイリーでも使いやすいランショーツとして誕生したけど、多彩なポケットがトレイルで抜群の使い勝手のよさ!
ポケットの位置やサイズ感、シルエットなど、毎シーズン改良に改良を重ねて、いまはversion4。4月には素材と柄を変えた新作が入荷予定です。
MMA POLARTEC® Power Stretch Pro Beanie
保温性とストレッチ性に優れたPOLARTEC®のPower Stretch Proを使用したビーニー。これが本当に優れもの。
Power Stretch Proが持つストレッチ性とやわらかさはかぶり心地抜群。さらに保温性と速乾性を持つので、ヘッデンなどを使う夜間のトレイルでは活躍すること間違いなし。少し深めになっているので、常にあたまにピッチリするような窮屈感もありません。
こうしたウェアやギア選びもトレイルランニングの楽しさのひとつ。TOKYO MOUNTAIN RUNNING COMPANYやMMA取り扱いショップ様で、いろいろと探してみてください。
TOKYO MOUNTAIN RUNNING COMPANY