毎年恒例の上州武尊スイーパーで群馬県の川場村へ。
今年のレースは第5回でスイーパーの参加は4回目。
秋の3連休の恒例行事となりつつあります。
土曜日は雨が降るなか、まずは少し北の水上へ。
関越道を北へ向かうと晴れ間も見えて天気は回復傾向。
一緒にスイーパーをやる方の紹介で、知り合いのトレイルランナーの方がやっている、OCTONE Brewingへ。
ドライバーなので飲めないものの、瓶を買って川場村へ。
定番の川場田園プラザでさらに地ビールを買い、大会本部となっている宿へ。
今年はスイーパーが24名も集まり大所帯、といっても120k、70k、30kの3カテゴリーがあるこのレースを回すのは大変。
4年前に比べれば1人当たりの距離も短くなり余裕が出てきましたが、まだまだギリギリの運営なのはどこのレースも同じです。
このギリギリのスイーパーを回すことができるのは、集まった人たちがすごい方ばかりだから。
UTMBの姉妹レースであるPTL、AndorraのEUFORIA、信越五岳100マイル、TJARを完走した方などみなさんタフそのもの。
みなさん2回、3回、合計40km、50kmと長時間、長距離のスイーパーを難なくこなすことで、このレースが成り立っています。
私は今回、1日目の朝6時から6時間半と、夜21時から3時間半の2回を予定が、
1日目が9時間半と長時間になったため、2回目は他の人と代わってもらい次の日に担当をずらして朝5時15分から8時間15分。
特に1日目は思ったよりもトルデジアンの疲労が抜けておらず、時間も長くなったのでけっこうしんどい…
ただでさえギリギリの運営で、1人でも崩れると配置計画が大きく変更を余儀なくされるので、みなさんにはご迷惑をかけてしまいました… 反省。
2日目も当初は3時間15分の予定が5時間追加となり、かなり厳しいものとなりました。
もう一つ、朝6時からは70kmのスタートから約19km地点までだったのですが、
早々に厳しいコンディションとなる人についた関係で、最初の関門にたどり着く前に大きく遅れることに。
これはさすがに想定外で、序盤では関門も設定されていないため、強制的に下山してもらうこともできず最初のエイドステーションまで後ろにつくことに。
結果次のスイーパーまでの時間が短くなり、わずかな休憩だけでは回復しきらないため交代してもらうことに。
今回あらためて、このような長距離・長時間・広範囲のレースでは、
もう少し、あらゆる面での「余裕」が必要だと実感しました。
誰かが崩れても、必ずバックアップ・フォローの仕組みがある、それでこそ、
上州武尊のような国内屈指の厳しい山岳レースが開催できるのだと思います。
このレースには色々と思うことがあるのですが、息長く続いていくよう、引き続き応援したいと思っています。