こういうご時世、コロナと山に関する情報、意見、立場は溢れているので言及しません。
せっかく「ブログ」という「読みに行く」手間がかかる記事なので、役に立つ記事を残そうと、常日頃思ってます。
今年は4月も終わりなのにまだまだ朝晩とも寒いです。
春の嵐的なにわか雨も多く、濡れや風による冷えを感じずに快適に過ごしたい。
1月のSPINEでも映像に出ていましたが、濡れた状態が長時間続いて風に吹かれるときは、
ネックウォーマーのレイヤリングがすごくオススメです。
そもそも、レインウェアを1日中着ながら行動し続けていると、
ウェアと顎が擦れてヒリヒリしてくることがあります。
特に冬季モデルや防水性の高いモデルほど襟が長いので擦れやすいです。
なので、私は雨天時はいわゆる「BUFF」(マルチバンダナ」)を首に巻き、
あえてレインウェアのジッパーを少し空けて、マルチバンダナが濡れるのを前提で行動しています。
マルチバンダナだと、顎との擦れも気にならず快適に動けます。
ただ、これだとしばらくして濡れてきて、
冷えを感じるようになってきます。
首回りから入ってくる空気も冷たくなり、
首が冷えると一気に寒さを感じます。
なので、1月のSPINEでは、マルチバンダナの内側に、
薄手のメリノウールのネックウォーマーを巻き、
首回りは「2レイヤー」でいきました。
https://shop.rxl.jp/shop/item_detail?category_id=0&item_id=2577817
このネックウォーマー自体はかなり薄手で、
単体での短時間のランニング使用を想定されたものだと思います。
なので山で単体で長時間使用すると、風の弱い時は心地よい暖かさですか、
風が吹いたときに一気に寒さを感じます。
ただこれを巻いて外側にマルチバンダナを巻くと激変します。
暖かく、調湿性は抜群なので汗もかきにくく、
メリノウールなので濡れても冷えを感じにくい。
1月のSPINEではスタートからゴールまでずっとこれを巻き、
外側のマルチバンダナは濡れたらCPで交換みたいなルーティーンでした。
あと、単体でもっと暖かくロフトのあるもの一つで済まそうとすると、重くなります。
この二つの組み合わせはものすごく軽いのにある程度のロフトも出せ、
暑くなったり寒くなれば付け外しで調節もできます。
雨の長時間レースや、稜線歩きで、マルチバンダナでは少し寒い時にオススメです。