2024年の東海自然歩道ファストパッキング2日目は、
三重県北勢町から三重県亀山市(鈴鹿峠の先)まで約73km、D±3,000m、約14時間。
4時半過ぎにスタート、ロードを進むと早速メガソーラーが出てきます。本当に多い。
すぐに明るくなりヘッドライトをしまい、長袖から半袖に着替えて進みます。
ロードメインもトレイルもつなぎながら、
宇賀渓まで登り基調を進むと吊り橋からトレイルに入ります。
トレイルを過ぎると急に獣除けの柵が出てきて目の前には水田。
このパターンも多いです。今日は少し暑くなりそう。
ロードをつなぎつつ登り基調で尾高山の入口へ。
少し先に進むと尾高観音。久しぶりに史蹟っぽいところへ。
すぐに三重県民の森へ入り、沢沿いのトレイルを登って下ると県民の森はすぐ終わり。
砂防のための人工的な枯れ沢を横断するところが多いです。これは昨日の岐阜終盤も同じでした。
朝明からはロードで水無バス停まで、バス停の前で一息。
トレイルをいっきに登り風越峠へ、やはり登りはキツイです。
峠からは気持ちのいいトレイルもさらに木段を登り返します。
湯の山温泉方面へ一気に下っていき、道路の下の土管のようなトンネルをくぐります。
御在所岳の裏登山道のところから湯の山温泉まで下るところはさすがに人が多い。
トレイルランナーもちらほら。ロープウェイも賑わっていました。
ここからもロードをつなぎつつトレイルもかなりあり。
途中なぜか渡渉もあり…、シューズとソックスを脱ぎ裸足で。
トレイルがやわらかいのもあり脚がまぁまぁ削られます。
そして補給があまりないため、鈴鹿PAの近くでコースを外れ2kmほどロード。
鈴鹿PAは外からも出入りすることができ、昼過ぎに中のセブンイレブンで多めに補給。
次は柘植まで補給ポイントが無く、今日中に柘植まで行けない可能性も考え始めました。
コース復帰してすぐの椿大神社はさすがの賑わい、出店に車も多かったです。
ロードを登り始めると新名神が見えます。
ロードの登りが絶妙で、走り続けるのはキツイので歩いたり走ったり。
一度下って仙ヶ岳登山口バス停を過ぎたあたりからまた登り。
安楽越まではロードの登りも走ったり歩いたり。
途中GPSウォッチの充電もセットしたり休憩しながら、少し暑いなかを進みます。
安楽越からは激登り後、滋賀県と三重県の県境トレイルを少し進んで一気に下ります。
山女原までロードをつなぎ、今度はトレイルと林道で徐々に登り、
林道終点から一気に急登で三子山へ。
何度も登り返しがあり、一気に下ると鈴鹿峠。ここで17時半。
鈴鹿峠の先はトレイルが通行禁止のため国道沿いのロードを進み、
坂下からさらにロードをしばらく登ったところで18時半過ぎになったため今日はここでビバーク。
残りの食料が少なめだったけど柘植まではなんとかもつぐらい。
行動時間14時間は久しぶり、暑熱対策・ロード対策・急登練習にもなり、
何より補給などの実際のレースに近いような「所作」ができたのも収穫でした。
東海自然歩道は本当に手ごわいけど、バラエティに富んだ「道」だなぁと実感した1日でした。