赤岳アタック隊(再)に参加させていただきました。FBで冬山行きて〜って叫んでたら、エディさんが拾ってくれた感じです。FBっていいですね(笑) 心折れ部のH谷さん、MMAブロガーでもあるEmmaさんもご一緒です。考えてみばMMAブロガーが3人も!登山届を提出する時に、20代、30代、40代と段階的な年齢差であることに気付く。それぞれ同じ赤岳のテーマでブログを書いたら、その視点や感性の違いなんかも見られて面白いかもしれません。
DAY1 美濃戸口から赤岳鉱泉2,000mちょいまで、樹林帯の中をゆっくり高度を上げていく。
赤岳鉱泉ではアイスクライミングの練習施設、通称アイスキャンディーがお出迎え。ここはツアーか、経験者同士で来ないと、ハーネスのレンタルがないのと、ビレイ(ロープでの確保) ができるパートナーが必要です。クライミングをかじっている自分としては是非次回はチャレンジしたい。
赤岳山荘は自分が知っている山小屋の中では一番きれいだった。美濃戸口から上がって来る際に、一眼のカメラを首に下げた山ガール風のグループと何人もすれ違ったが、こういう山小屋なら抵抗ないよね。
夕方になると山にガスがかかり粉雪が舞う。うーん、トレースが消えるとまずいんだよね。笑ってるけど(笑)
DAY2 赤岳鉱泉から行者小屋、文三郎尾根経由で赤岳山頂へ
前晩の積雪が30cmぐらいか。スノーシューがあってもいいぐらい。ルートは明瞭だが、トレースが薄く、あまり踏まれていない。つまりは氷や岩の上に踏まれても固まらないサラサラの粉雪が乗っているという状態。Edyさんは最後まで、硫黄岳か赤岳を目指すかの選択を悩まれていた。登らせてあげたい、でも本当にこのコンディションは大丈夫なのか?最終的には赤岳を目指すが、途中撤退の判断はEdyさんの判断、指示に従うことを確認して出発!
樹林帯を行く。まだ平和、余裕あり。
樹林帯を抜けると、少し風が当たる。この時、気温はマイナス16℃、後ろに横岳(?) が見える。
不恰好な台形の山に魅力を感じる。阿弥陀岳、名前の由来はなんなのだろう…
目指す赤岳、ほんとにここ登るの?
最後の急登を前に、ストックをピッケルに変える。さあ、いくぞ。
山頂から地蔵へと下る。風が強くて雪がつかず、アイゼンのかかりを確かめながら下る。
地蔵尾根を下り、再び樹林帯へ。
日没前に美濃戸口へ下りる。山荘のお風呂がありがたい。
今回の冬山行で、装備面についていろいろと考えさせられた。こういった極地的な局面で使えるもの、役に立たないもの、重いもの、軽いもの、結局、経験でしかない。最近、相馬選手の携行品義務、いわゆるレースレギュレーションについてFBで盛り上がっていたけれど、なにが自分に必用かをイメージすることは、競技力そのものだと思うのです。それを奪うことにならないか? 運営側からすれば致し方ないことなのは理解できるのだけれど、やはりランナーサイドで経験値を上げていくしかない。なぜこの装備品がこのレースで必用なのかをレース前に考えてほしいと思う。一定のコンディションでは必用のないものも多いが、どういういう状況で必用なのかをイメージするだけでも力がつき、普段のトレイルランニングにおいてリスクの軽減になると思う。そしてできれば経験するのがいいですね。でもシート1枚でビバークとかは嫌だな(笑)
1 コメント
[…] ずいぶんご無沙汰になってしまいました。 年明けから、厳冬期の赤岳に行ったり(エディさん、釘島さんのBlog参照。笑)、こっそり独りで初ハーフマラソンに出てみたり、大阪城の周りを走ったりしていました。ぼちぼち、週に1~2回というゆっくりペースで練習をしてきたのですが、2月15日(土)に迫る大会に向けて、先週末にBack to Backのトレーニングをしてみました。 […]