「それでもクラリスで君と走りたいのです。」- 第一回
輪行バックは縦型か横型かと随分と迷いました。ですが、実際に新幹線に載せてみると、私自身は縦が良い気がします。あとはどれぐらい短時間できれいに収納できるか、精進したいと思います。
さて、初心者にとってパンクは怖いですよね。一応、替チューブとハンディポンプは携帯するようにしていますが、未だ実際に対応した経験はありません。今回のパンクも正確には「ほぼパンク」事件でした。
上の写真の到着駅で組み立てようとすると、「あれ?タイヤが部分的に歪んでないか?」取り付けてホイールを回すときれいに回転するので、ホイールが歪んでいるわけではないようです。写真をとればよかったのですが、かなり動揺して写真を撮る余裕無し。タイヤ接地面が部分的(数センチ)に少しフラットで、その分が横へ数ミリ歪んで(蛇行して?)見えます。走行自体は可能でしたので、オーナーがサイクリストであるカフェ「自転車屋」(リンク)に行ってご主人に特別に見てもらいました。すぐにタイヤを外してチューブを見てくださり、チューブを取り出してみても異常なし、ところが、タイヤの裏をよく観察すると…
タイヤを構成しているケーシングと呼ばれる繊維(コットンらしい)が断裂しているようです。すぐに近隣のプロショップを紹介していただき、そこで即刻タイヤ交換と相成りました。ショップオーナーの話では、後輪を段差でヒットさせたときに、このような事象、いわゆる「リム打ち」ならばチューブが先にいきそうですが。あるいはこのタイヤブランドが宣伝しているハードテックライトと呼ばれる耐パンク性能のおかげで、「ほぼパンク」で抑えられたのかもしれません。
TREK完成車に搭載されていたのは、ボントレガーのR-1という完成車専用のコスパモデルで、ウエブを見ても重量等のスペックは公表されていませんでした。プロショップが運よくTREKの公認ディーラーでしたので、1つだけアップグレードしてミドルレンジのR-2を選択しました。なんなら自分はYouTubeで頭でっかちになっており、タイヤ交換の際はコンチネンタル社のGP5000がいいかな、などと初心者のクセにほざいておりました。(笑)プロショップの方すいません。外したR-1とR-2を手に持たせてもらうとR-2の方が軽く感じます。リアだけでもR-2に替えてみると…
「おお?全然ちがうじゃん!早く言ってよw」
ネットのレビューでは地味な存在のボントレガーのタイヤなのですが、完成車についていたR-1よりも振動吸収性が高く、吸い付くような感覚からか、踏んだ時にトルクが地面にダイレクトに伝わるような感覚(錯覚?)があります。あともう1,000kmほど走ったら、フロントもR-2に替えるか、あるいは頃合いを見て、さらにアップグレードして、両方ともR-3にしようかと思案しています。その際は自分でタイヤ交換をしてみようかと思います。( 2023/12にフロント、リアともR3の120TPIに交換、いろいろとカスタマイズ、パンクを経験して、チューブ交換、タイヤ交換は得意になってきました)
(以下、お世話になった「Cafe自転車屋」(リンク)さんです。トレイルランナーなら松代のレースで走る五里ケ峰への尾根を、途中で屋代へ降りると訪れることができます。)