この夏、様々な規制が解かれ、旅に出たいと誰もが思うでしょう。ただ、コロナ前よりも、円の力は弱まり、航空運賃も高騰していて、二の足を踏んでしまいます。
もちろん、これからも訪れていない場所を旅をすることは続けていきたいのですが、逆に、以前に訪れた場所に、違う手段と目的で旅をしたいとも考えています。子供のころに訪れた場所に車で行ってみる。車で訪れた場所にランニングで行ってみる。逆にランニングで訪れた場所やルートを自転車で行ってみる。トレイルランニングやファストパックで走ったルートをゆっくりと歩いて縦走し、昔は通過したテン場に幕を張ってみる。手段が異なると、その労力とスピードが異なり、全く違う視点で物事が見えてくることがあるのは、皆さんもご経験があるかと思います。そういう意味では海外でなくとも、まだまだ日本国内で経験できることはたくさん残されていると思っています。
このブログサイトを訪れる方々はトレイルランニングをされる方が多いと思いますが、その中でも夜間走で、夜を山で過ごされる方も多いと思います。次回、夜間走をされる時は、月齢と月の出入り時間を気にしてみてください。(リンクはこちら)https://www.arachne.jp/onlinecalendar/mangetsu/
木のない視界が開けた稜線に出たときに、自分のライトを消してみてください。満月ならば、登りではヘッドライトが要らないと思わせるような月明り(ただし、星は見えにくい)、逆に新月や、月の出時刻前であれば、満天の星空が見えるはずです。そして、走り続けるうちに、夜が白みだし、鳥のさえずりが聞こえ始めると、生命が一斉に動き出すのが感じられるはずです。トレイルランニングはそんな贅沢な趣味だと思います。
「ペルセウス座流星群について」
(国立天文台サイトへのリンク)https://www.nao.ac.jp/astro/sky/2023/08-topics03.html
数年通ったアメリカの夏のレース(リンク)中に周りから聞いたのですが、星が流れるのを待つ余裕はなく、レース中に見ることはできませんでした。のちに日本でキャンプに出掛けたときに偶然に遭遇しました。(事前に調べたわけではないので)まさに「群」であり、願い事をかなえる暇なく次から次へとバンバン出現していました。さて今年はどうでしょうか?
ペルセウス座流星群以外にもまだまだあるようです。自分に解説は全くできませんので、リンクを貼っておきます。
「流星電波観測国際プロジェクトホームページ」https://www.amro-net.jp/meteor-info/meteor_2023.html
皆さんのこの夏の良い旅をお祈りいたします。