昨日、記者会見があったようで、ニュースをご覧になった方も多いかと思います。写真は、ゴールデンウイーク前半に、築地場外市場へと買い物に出向いた際に、小田原橋楝屋上より撮影した築地市場跡地です。取り壊される際に、ここに住まうであろう何万匹というネズミが、場外市場、あるいは銀座方面へ向かうのではないかという都市伝説がもてはやされたりもしましたが、そんなこともなく、周囲にネズミが増えたという事もないそうだ。都会の中でも生態系のバランスはどこかで取られていると、変にに感心したのを覚えている。ここに何が建つのだろうという噂話が常にあり、東京ドームが移転してくるという話は、昨日の記者会見で否定されたようです。それに近しい、可変式スタジアム(野球、サッカー、バスケット、コンサートなどのエンターテイメント)と、食をテーマにした複合施設ということだ。スポーツ施設であることは良いことだと思うけれど、プロしか使用できない維持コストの高いスタジアムがこれ以上東京に必要なのだろうか?確かにバスケットで使用できるアリーナは不足しているかな。B-leagueのチームが大学の記念体育館をホームにしているぐらいだから。ただこれ以上、一般市民に解放されない施設、つまり箱物を作っても不動産屋が儲かるだけじゃないのか?(三井不動産は不動産屋だからいいのか…)
過去にも、「一般市民がそのスポーツにどれだけ参加できるかが、その国のスポーツカルチャーの根本を形作る」という趣旨のブログを綴ったが、その考えは今も変わらない。
願わくば、一般市民が使用できるコンパクトな施設、例えばスタジアム、アリーナに隣接する形でパーク型のスポーツ施設といった具合に工夫次第でいかようにもできるはずですが、利潤を追求するデベロッパーが、どこまでそういったことを考えるかは疑問でもあります。以下の YouTubeのコメント欄は否定的なものも多く「確かに」と思うところもある。ただ、物事を批判だけするのも悲しい見方であり、肯定的な側面も見出して、期待と希望を持って見守っていきたいと思います。「ですよね、三井のすずちゃん。」