8月7日、日帰りで富士山へ初めて登ってきた!
40代の最後の夏という人生の節目の年なので、以前から行きたかった山には厳選して登っています。
吉田、富士宮、須走、御殿場の4つの富士山登山ルートの中で、選んだのは御殿場ルート。山頂までの標高差が2,330mと大きく、距離も往復20kmと長い、山小屋も少ないなどの理由で、一番のマイナールートだ。
このルートは、普通は御殿場口新五合目が起点となるが、今回は水ヶ塚公園を起点とした。2013年のUTMF(STY)参戦した時に、印象に残った樹林帯をもう一度味わいたかったからだ。
往路は水ヶ塚公園~四辻~上双子山~御殿場ルート~山頂へ。
復路は、山頂~御殿場ルート七合目~宝永山~第一火口縁~須山口登山歩道経由~水ヶ塚公園へ。
総距離28km、累積標高は2,700mとなった。
前半、休憩もろくに取らず、頑張り過ぎたから、そのツケが後半に来た。3,000mを越えたあたりから、高山病の典型的な症状の激しい頭痛に襲われる。初めての高山病の経験でもあり、最初、頭痛を高山病とは思わなかった。高度を落とせば楽になると思ったが、結局、自宅に戻るまで頭の重さが残った。翌朝には頭痛はなくなっていたけど。
加えて、長い下りを飛ばしすぎて、今度は足の爪がやられる。等々、トラブルが続き、距離の長さもあり、初の富士山は苦行要素満載となった。
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それでも、雲海など自然のスケールの大きさに圧倒されっぱなしで、日本最高峰に立ったという充実感も感じた。
須山口登山歩道から水ヶ塚公園までの樹林帯のなかのトレイルもこれまた素晴らしく、静かなトレイルを満喫。
振り返れば、良くも悪くも思い出に残る、初の富士山登山となった。