まだまだ山ビギナーながら、ちゃっかり雑誌PEAKSの「バッグパックの中身見せてください!」というコーナーに載せていただきました。仕事以外でひとりで出るのなんてはじめてかも。いまの私の状態と言えば、熟練の方々に教えてもらいつつ、勉強中。そんななのにいいのかなー?なんて思ったけど、いつもふむふむと読んでたコーナーでなんだかうれしい。
※たいてい女性は巻末の『彼女が“山”着に着替えたら』の華やかなコーナーだけど・・・
よし!寝っ転がってみよう!なんてノリで、女子っぽく足をクロスしちゃったりなんかして、非常にはずかしかった(笑) 寝っ転がって撮った人は初めてだそうです。あはは。
肝心のバックパックの中身ですが、所詮まだ登山歴なんて2年そこらだし、ベテランの方々には見せられないこっぱずかしさがあるし、どうしようどうしようなんて思っていたわりには、朝に慌てて詰め込んで行ったので、なんだか可愛げもオシャレさもない感じに。まぁ、それはそれでいいか。
効率化などはまだ全然緻密に考えられていないし、ウエイトもひとつひとつ測ったりしていないし、パッキングもわりとざっくりと詰め込んでる。それでも最近は山に行くたびに教わることを実践して、パッキングのコツや自分の好みの具合をちょっぴり掴んできたかも?小屋や水場があるルートならテント1泊で6~8kg、OMM RACEを想定する時は、できれば6kgくらいに収められるようにだけ意識するようになりました。 (でも水や食料を入れると結局すぐ10kgくらいになっちゃったりするので、そこからいらないものを減らしてみたりする)
ギアもまだ多く持っていない私は、重かったり軽かったりのんびり気ままにやってます。そんな中でも2つくらい、自分ならではのパッキングポイントがあります。
ひとつは小柄なこと。
小柄といっても155cmなので、大きくも小さくもないのですが、洋服はキッズの150や160が着れるレベルです。足も23.5cmで小さめ。背が低いことがいままでわりとコンプレックスだったけど、まさかのここにきて小柄さがすごく便利になっています。おかあさんありがとう。とにかく、布モノがコンパクトで総重量が軽い。例えば極端なことをいえば、180cmの人と比べて30cm分も小さく軽い。男性用は女性用よりも体格分大きい作りだったりもします。レインウエアや厚手の防寒着、寝具などは特に顕著なので、全体的に身体のサイズにぴったり合うものを選ぶようにしています。
もうひとつは、無頓着、ものぐさな性格なこと。
仕事は別として、それ以外のことは「だいたいどっちでもいい」「まぁいっか」タイプです。たとえば、山での着替えとして持っていくのはTシャツと靴下とファイントラックくらいです。慣れたベテランさんならむしろ1~2泊程度じゃ着替えないのかもしれません。ベテランじゃないし、おしゃれを気にしていないわけではないけれど、女の子にしては衣類が少ない方かも。
また、初めての1人用野営装備はシェルターにしました。軽量化というよりは、テントのポールを持つのが面倒だっただけです。あと安くて、形と色が気に入ったからです。便利で快適なものはたくさんあって、格好いいものもいっぱいある。だけど、いまはまだボチボチでいっか。と、そんな具合です。タープやツェルトもまだ未経験です。
一方で、フルーツをどっさり入れたサングリアの重~いボトルを持っていったりもする。料理が好きなのと、固形燃料がまだうまく使いこなせないので(笑)、火器はいっつもバーナーとガス缶だったりもします。(スマートに “コケネン” を使いたいなぁ)
てなわけで、まいっか、の性格で物が少し減っている気がします。決してまだまだ効率的ではないけれど、いまのところそんな感じでわりとコンパクトに収まっています。
ちょっとずつ覚えて、ちょっとずつ変わっていくことを楽しんでいる真っ最中。ベテランで、昔ながらの重くてシブいギアが好きな人もいる。そんなのもまた格好いいなぁなんて憧れたりもする。自分の “心地いい感じ” “ちょうどいい塩梅” “ちょっとしたこだわり” を見つけて楽しもうと思います。
改めて誌面をみると、もうちょいアレとかコレとかちゃんとすればよかったなんて思いつつ、まぁ、慌ててパッキングする大雑把なところも含めてありのままですね(笑)
もうすこししたら、冬山の準備。
冬はさらに初心者です。
新しい世界が広がるドキドキ。
バックパックに詰める時のワクワク。
たまらないな~。
(その前にOMM RACEだ!)