8月の2回目の試走はグレッソネイからゴールのクールマイユールまで。
休みの日数を最小限にしようとすると、
どうしても帰りはジュネーヴからのエミレーツ羽田便1択なのですが、
試走の場合は荷物を預けるために、行きもジュネーヴからです。
ジュネーヴ空港には24時間のコインロッカー(カードも使用可)があるので便利です。
(ミラノのマルペンサ空港は、有人の手荷物預かりで昼間のみです。)
グレッソネイへはポン=サン=マルタンからバスで行くので、本当はミラノからが便利です。
ジュネーヴには22時前に着き、24時発のバスでシャモニーに着いたのは25時半。
翌日は8時半のバスでクールマイユール→アオスタ→ポン=サン=マルタン→グレッソネイと3回乗り換え。
しかもバスがことごとく遅れ、アオスタでは扉が閉まって出発しようとするバスに乗せてもらい、
ポン=サン=マルタンではなんと、対向車線のバスにドライバーの方が合図をしてくれてバスを止めてくれ、
今まさに山間部に入ろうとしていた反対側のバスに飛び乗るという奇跡のような乗り継ぎが2回。
グレッソネイの少し先のOrsiaに着いたのは14時前。
この時間でもイタリアではたくさん人がトレイルを歩いているので全く問題なしです。
Ristoro Sittenまではそこそこ急な登り。
標高1,800mは暑い、汗をかきかき500mアップするとロープウェイが見えてきて、
隣にはレストランと観光客がたくさん。
トレッカーも多く、何も持たずにこの時間から林道を登り始める人もたくさんいます。
イタリアと日本のアウトドアカルチャーの違いを本当に肌で感じます。
ここからロープウェイの終点までは林道、
といってもさらに400mアップで傾斜はけっこう急。
ロープウェイの前にはやっぱりレストランがあってトレッカーで大賑わい。
ここからColle Bettolina Superioreまではさらに400mアップ。
途中ガスったりしましたが相変わらずトレッカーが多い。
ピッケルを持っている人も多く、3,900mのピークまで行ってきたようでした。
3,100mで下りますが、ここの下りがガレッガレッ、ザレッザレッ。
初っぱなでこけて左手を少し擦りむきましたが大事には至らず。
キズパワーパッドをたくさん持っておいて正解。
標高を下げると歩きやすくなり、2,200mあたりからは林道。
Lac Bleuは本当にキレイ。
途中で小トレイルを30分ほど進むと本日のお宿Rifugio Ferraro。4時間と初日はサクッと終了。
下にはトルデジアンで通るSaint-Yaquesの街が見えます。
部屋は2段ベッドが2台、1人1台で同室の方は物静かな感じ。
もちろんシャワーブースがあり、頼めば洗濯機も使えたよう。
食事は素晴らしく、チーズたっぷりのポレンタに肉とラタトゥイユにデザート。
部屋に戻ってあっという間にグッスリ。