コロナ前から約2年ぶりにトレランの大会に参加してきました。
OSJ KAMI100、111km、D±6,000m。
今回、カラダのメンテでいつもお世話になっている聖整体院さんの枠で参加させていただきました。(北原先生どうもありがとうございました。)
今回の参加の一番の目的は、ポストコロナのスポーツイベントはどうなっていくのか、というのを実際に見てみたいということ。
9月後半あたりからちらほらとトレランの大会も開催されるようになってきましたが、
トレイルランニングに限らず、スポーツ全般でまだまだ延期・中止・オンライン開催の大会・イベントの方が圧倒的に多くなっています。
2年という時間は、人々の意識、興味、関心を変えるのには十分な時間、
地元の方、自治体の理解・協力を少しずつ得ながら、また来年以降イベントが増えていくことを願っています。
大会の会場自体はコロナ前と変わらず、スタート・ゴールゲート、メーカーやショップの販売テント、水や食事のテントなどが並んでいました。
KAMI 100は同じコースを3周するため、テントの設営場所がゲートの近くに設けられていました。
テントか車に自分の荷物を置いて、補給や着替えなどはすべて自分で用意・管理します。
デポバッグの預かりが無いのがポストコロナのスタンダードとなるかもしれません。
コースが周回形式なのも、スタッフの数が少なくてすみ、運営もコンパクトになるため、
感染防止だけでなく、安全管理であったり、大会を長く継続するための方法としても有効なのかもしれません。
エイドはいわゆる「OSJクオリティ」ではなく、水・コーラと、ちょっとした「個包装」のお菓子(クッキーなど)やジェルもありました。
ただ、エイドに入る前は必ずマスク着用、会話も控えめにソーシャルディスタンスで。
水の補給ももちろん、接触無しで自分の手ですべて行います。
エイドはすべて屋外でテント、広い場所がほとんどで導線も最低限仕切られていて、
ざっくりな運営のようで各エイドのスタッフの方々にコロナ対策が根付いているのが分かります。
スタート前はマスク着用、マンモスのマラソン大会のように肩が触れ合うほどギュウギュウではなく、
最低限の間隔はとりつつ会話は控えめで待機。
スタート10秒前ぐらいにマスクをとり、カウントダウンの選手からの発声はなくコロナ前よりも静かなスタート。
今回はスタート会場近くのハチ北ではなく、少し南の氷ノ山側の昔ながらの宿に泊まったのですが、
コロナ対策で入口のアルコール消毒や検温、兵庫県の宿泊施設でのコロナ対策に関するポスターが貼られているなど、
コロナ前と宿の様子は変わった印象です。
それでも、他にも大会に参加する人がけっこう泊まっていて、
久しぶりの多くのお客さんだったのか、宿のご夫婦はとても親切に接してくださり、
コロナ前から変わらない部分だろうな、とも思いながら温かい気持ちで過ごすことができました。
2017年頃からトレイルランニングの大会にはあまり出なくなっていたのですが、
コロナも相俟って、本当に何年ぶりにお会いする方もいて、人の温かさやつながりの良さをあらためて感じることができました。
来年こそは、国内だけでなく、海外とも行き来ができて、
大会に気兼ねなく参加できるようになることを願っています。