6年連続になりましたこの記事、2024年のベストギア・ウェア。
あくまでも私の個人的な感想で、運動の激しいトレイルランニングというよりも、
ファストパッキングやユルいトレランに当てはまるものだとお考えくださると助かります。
また、2024年発売に限らず、私が2024年に使い始めたものをレビューしています。
■ペグ
山旅 ULカーボンペグ6.2 6.2g
https://store.yamatabi.shop/items/89048585?srsltid=AfmBOoo9kvLJCqNQgmWJi3PiqIrmm-F6UpwIJ0CZibF8LTJwUhCSLkNQ
これまでMSRのカーボンコアステイク(6g)を使用していたのですが、
ヘッド部分が樹脂でできているため石を打ちつけると傷んだり、
同じくヘッド部分が曲線で少しずつ大きくなっているため、
テンションをかけるとガイラインが外れてしまうことがありました。
そんな悩みをすべて解消してくれたのがこれです。
まずヘッド部分がカギ型になっているのでガイラインが外れません。
これはありがたいです。そしてテンションもかけやすいです。
また、ヘッド部分も金属とカーボンのため、大きな石やペグハンマーでなければ、
それほど傷みも無いように見えます。
あとは、MSRよりも径が細いので、その分中身がつまっているように感じます。
そのためか、MSRより地面に刺さりやすいのもありがたいです。
■チェーンスパイク
NORTEC NORDIC 320g(Lサイズ)
https://store.staticbloom.co.jp/products/nortec-nordic
これまで同じNORTECのTRAIL 2.1(180g・Lサイズ)を使用していたのですが、
昨シーズンの南アルプス仙塩尾根縦走時に、
アイゼンまでいらない場面で意外と出番が多く、
サイドのステンレスワイヤー部分のゴムのハトメが切れてしまいました。
もう少し丈夫なもので、なるべく軽いものということで選んだのがこれです。
ステンレスワイヤーではなくステンレスチェーンなので、
耐久性は高そうで、1シーズン使用しても見た目は無傷です。
また両サイドは金属のハトメになっているので、
TRAIL 2.1よりも切れにくそうです。
爪の数が少し増えているのですが、爪の深さはそれほど変わらないので、
グリップ力という意味では少し上がったかな… ぐらいで大きな差は感じません。
長期縦走時である程度耐久性も必要なときはこちらです。
■ロングスリーブ
MMA 37.5™️ Technology Warm Neck Tee g
https://tmrc.tokyo/collections/all-items/products/mma-37-5%E2%84%A2%EF%B8%8F-technology-warm-neck-tee-charcoal
11月から早速ヘビーユースしている新作のこれ。
雪が降る前の北アルプスで試して本当にちょうどよかったです。
最近は気温1桁になり、おたふく手袋の3Dファーストレイヤー・長袖の上にこれを着て、
里山トレランにぴったりの保温性と通気性(防風性)です。
サムホールが空いているので、RxLのメリノウール グローブ ミッド Gと合わせると、
気温1桁台前半までは大丈夫なことが多いです。
そしてPowerwoolとの使い分けもだいぶ分かってきて、
37.5™️ Technology → ある程度厚みがあり、保温性もほどよく、(運動の継続を前提として)アウターとして使用、3~7℃ぐらいがコンフォート。
Powerwool → 生地は薄めで通気性が高く、動いたときの保温性は高いため、アウターよりも、ミッドレイヤーとして使用、0℃からマイナス2~3℃ぐらいがコンフォート。
のような印象です。
そしてMMAの最大の特徴である動きやすさはさすが、本当にストレスフリーで、
生地も余り過ぎず、タイト過ぎず、ちょうどいい着心地が最高です。
■番外編その1:山スキー用具一式
7月に富山県へ急遽転勤し、50歳以降にとっておこうと思っていた山スキーを前倒しで始めます。
富山駅近くにあるスポーツのマンゾクの澤田さんに一式見繕っていただき揃えました。
立山山麓スキー場のシーズン早割券も無事ゲットし、
12/14(土)のオープンが楽しみです。最初は近くの瀬戸蔵山あたりから。
■番外編その2:シューズ乾燥機
富山県は年間約170日も雨が降り、
新潟県ほかと並んで47都道府県で一番年間降水日数の多い場所です。
東京が年間約100日だったこともあり、最近ようやく慣れてきました。
トレランシューズに限らず靴が濡れたり汚れたりすることも多く、
洗う頻度が増え、なんとかならないかなーと思っていたときに、
立山室堂周辺の山関係の方が使われていたシューズ乾燥機を見かけて導入。
どのメーカーのものもタイマー機能があり、それほどうるさくもないため重宝しています。
★Swiss Peaks 660報告会のご案内
12/7(土)13:00~@神田駅近くの貸会議室
で、2024 Swiss Peaks Trail 360/660 報告会を開催します。
お申込は↓からできます。
https://moshicom.com/115960/
当日はギア・ウェアの展示や、
講演者お一人ずつ装備紹介の時間もありますので、
ご都合よろしければぜひご参加お待ちしています。