5月18日に丹沢山塊の鍋割山-塔ノ岳-大山を縦走してきた。
もともとは箱根外輪山縦走の予定が、おもいっきり寝坊したので近場に変更することにした。
縦走コースは渋沢駅-大倉-鍋割山-塔ノ岳-ヤビツ峠-大山-浅間山-高取山-吾妻山-鶴巻温泉駅まで。
山と高原地図によると大倉を起点としたコースタイムは13時間15分。
10時近い遅いスタート時間だが、暗くなる前に下山できるだろうと踏んだ。
もちろんライトは装備に加えた。
大倉を目指し9時45分に小田急線の渋沢駅をスタート。
途中のコンビニで水、食糧を補充。
大倉には10時24分着(4.3km、39分)
ビジターセンターにはひと気がなく完全に出遅れ感が漂う。
沢沿いの新緑の美しさに癒される。
後沢乗越を経由して、急登を耐え、鍋割山山頂に12時30分着(12.7km、2時間45分)
名物の鍋焼きうどんを食べたかったが、時間の余裕がないため行動食と水分補給のみで先を急ぐ。
金冷シからは、大倉尾根を登ってきたハイカーと合流するため塔ノ岳山頂まで渋滞ができていた。
時間的に上り下りのピーク時間なのでしょう。
塔ノ岳山頂には13時13分着(15.5km、3時間28分)。
プチ休憩後に、表尾根を下り、三ノ塔をめ目指す。
下り基調とはいえ、ヤセ尾根、鎖場、岩場と緊張する箇所がある。
慎重な足裁きで進む。三ノ塔手前の急登もキツイ。
今日は雲が多いが雄大な眺めが気持ちいい。
結構時間が掛かってしまい少し焦る。
夜間走も覚悟し始めていた。
売店で購入したスポーツドリンクを一気に飲み干す。
休憩中に丁度、秦野駅行きのバスがきた。
そのまま乗って帰りたいという気持ちを抑え、当初の予定通り大山山頂を目指す。
だいぶ登りのペースが落ちてきた。
疲労的にはピーク。
大山山頂着は16時12分(25.6km,6時間27分)。
山頂の売店はすでに閉店しており、ほんの数名しか山頂にはいない。
そそくさと来た道を戻る。
大山山頂から浅間山までは岩の多い下り。
浅間山を過ぎてからやっと走りやすいトレイルが続く。
日が傾き始め、日暮れが迫る。
多少の巻き返しはあるが、下り基調で快適な高速トレイルを高取山、念仏山、吾妻山と一気に走る。
やっと鶴巻の街へ戻った。
温泉施設の「弘法の里湯」でゴール。
時間は18時27分着、37.2km、8時間41分。
夕闇一歩手前でした。
累積標高差+2534m,-2646m
2 コメント
遅いスタートにもかかわらず、そこまで走るとは流石ですね。それにしても都内から近い山は渋滞がすごいですね。自分は、週末愛知の新城の山を走りましたが、最高地点まで誰1人とも会いませんでした。聞こえるのは鳥の鳴き声と自分の吐息のみ。田舎の山もいいですよ!それでは。
コメントありがとうございます。会社ではきち○いみたいに走っているといって笑われています。丹沢山塊は百名山でもあるのでとても人気があるんです。でも人気ルートを避けると静かなんですけどね。私も静かなトレイルが好みです。今回のルートの残り8kmくらいは、誰にも会わずに静かなトレランになり、本当にリフレッシュできました。