数多く存在するランニングバックパック。グローバルスポーツブランドは毎年アップデートを重ね、独立系国内ブランドも存在する熱いカテゴリーであり、完成度が高いアイテムが揃います。
そして、その多くはトップアスリート開発というバックボーンを持ちます。でも「トップアスリートと市民ランナーは求める機能が少し異なるのでは?」というのが、Mountain Martial Artsオリジナルバックパック誕生のきっかけです。
例えば参加レースを想定して、容量ごとに買い足していくバックパック。原色系のカラーリングはトレイルでしか使えず、普段はしまったまま。そのような方は少なくないと思います。使われるシチュエーションに特化することで完成度が高まるバックパックは、反面、汎用性は失われているとも言えます。
Mountain Martial Artsが目指したのは「特化していない」こと。汎用性が高く、ひとつで多くのシーンに対応するMulti Purpose Running Back-pack。
ひとつのサイズで多くの方にフィットするように、胸、脇、肩と3箇所にアジャスターを設けています。胸位置のチェストストラップは片側をゴムにして圧迫感を和らげ、本体側の取り付け位置も調整可能となっています。脇のサイドアジャスターは2本装備。ランニング時のフィット感と安定性を高めています。
そして肩のスタビライザーストラップは荷重をコントロールします。荷重を上にしたい場合は締めて、下げたい場合は緩めます。
この3箇所のアジャスターは容量調整にもメリットがある特徴です。荷物が多い時は緩め、少ない時は締める。例えばロングレースで荷物を一杯に積めてスタートし、後半になって荷物が減った場合は、各アジャスターで調整すれば、容量の増減に関係なく常にフィットした状態をキープします。
フルに荷物を積めた場合、本体容量は約8Lになります。加えてハーネスにボトルホルダーとパワーメッシュのポケットを4箇所装備。行動しながらアクセス可能なポケットです。本体とハーネスをつなぐ部分にも2箇所のポケットを装備します。
ハーネスのボトルホルダーはファスナーで開閉可能。締めておけばスマートフォンやジェルなどの補給類を入れられ、街中を走る際にも邪魔になりません。開けばボトルを収納でき、ドローコードで締め具合も調整できますので、ボトルの大きさの違いによる落下を防ぐことが出来ます。
本体部分とマチ部分は下の幅が細くなる逆台形になっており、荷物が下にたまらず、重心が上にくる状態をキープします。そして、荷物の量によって、肩のスタビライザーストラップとサイドのドローコードでマチの調整が可能です。フルで入れた際には、本体8Lの容量は国内外のトレイルレースの必携品を充分に収納可能。さらにマチを薄くすればショートレースにも対応しますので、ひとつで幅広いシチュエーションに対応します。
ハーネスを含むベース素材には、ハニカム構造で通気性と速乾性に優れたダブルラッセルを使用。二重構造で強い弾力を持つため、身体への負担を和らげます。ハーネスのポケット部分はパワーメッシュを使用。伸縮性があり、見た目以上の収納力を持ちます。
本体部分は耐久性と撥水性に優れたCORDURA®ファブリックを使用。MMAオリジナルグラフィックをプリントしています。マチ部分は撥水性のある軽量ポリエステル素材、ファスナーは止水タイプを使用しているため、荷室はある程度の防水性を保ちます。
軽さを追求してすぐに破損してしまうようなことは避けたいため、軽量化を最優先にはしていません。その変わりに構造をシンプルにすることでの軽量化を目指し、耐久性との両立を目指しました。総重量は約330g。
製作はオリジナルブランドを展開しながら、数々のブランドの別注バッグを生み出しているBALLISTICS™。得意とするミリタリーライクな雰囲気は、アクティビティブランドのバックパックとは異なる雰囲気を感じさせます。そしてこだわりのMADE IN JAPAN。
なによりも心がけたのがトレイルでも街でも浮かないデザイン性です。街、トレイル、距離。様々なシーンに対応する汎用性こそMountain Martial Artsのフィロソフィーであり、その想いが詰まったオリジナリティ溢れるバックパックです。ランニングやトレイルに限らず、日帰りトレッキングや自転車など、ユーザーのみなさまのライフスタイルに合わせてお使いください。
■カラー: ダックカモ/タイガーカモ
■素材: (主な素材)CORDURA® ダブルラッセル パワーメッシュ
■最大容量: 約8リットル(本体)
■重量: 約330g
■サイズ: 1サイズ/(本体部分)高さ370×幅210×奥行100
※スモールサイズを開発中です。
※ハイドレーションには対応しておりません。