4時に起きて出発の準備、朝食のパンやドリンクを前夜の内に小屋の方が用意してくれていて感謝。
5時に出発、まだ真っ暗でライト点灯、最初はD-200mぐらい下ってから登り始めます。
真夏ということで寒くなく半袖ショートパンツで問題なし。星空がキレイでした。
2,300mぐらいまで上がるとなだらかな登りの高原地帯に入りますがここで雨が…
この後2時間土砂降りで参りました…
3,000mのColle Sup. Cime Biancheまで登り少し下るとロープウェイがあり、
ここでようやく雨が上がり一休み。
9時前になるとトレッカーも増え始めます。
さらにロープウェイ地帯をなだらかにアップダウンし、一度2,550mまで林道を下ります。
また2,800mまで登り返すとRifugio Duca degli Abruzzi。
この区間は風が強く、雨も降ったりやんだりでなかなか厳しいコンディションでした。
この次の、2,500mくらいまで降りる区間がものすごく楽しい。
雲も晴れてきて、眼下にBreuil-Cherviniaの街を見下ろしながら、
両サイド落ちているものの走りやすい最高のトレイルを下ります。
この後は細かいアップダウンを繰り返しながらなだらかに下りますが、この区間が、長い修行の道。
2,170mまで降りてから2,900mのRifugio Perucca Vuillermozまでは、
すごく急ではないのでキツいけど楽しめる区間。
小屋からはさらに登りますがここが岩場、ロープありの要注意区間。
3,070mのCol Valcornièreには14時40分に到着。
年配のご夫婦がゆっくりされていて、
「この先はとても急な岩場なので気をつけて!」と声をかけていただく。
たしかに急でガレガレですが、そんなに危なくはない。
ただ雪渓もあり、ガレ場がけっこう長い区間続くので時間がかかります。
2,100mまで下りなだらかになると目の前に絶景。
そんなこんなでRifugio Prarayerには16時40分。
本当はRifugioに泊まりたかったのですが、
明日の距離が長くなってしまうので、もう少し先まで進みます。
湖沿いのほぼフラットな林道を4kmほど小走りで進みますが、まだまだ歩いている人がたくさん。
日本の時間感覚とは本当に違います。
まだ昼間の明るさで、振り返ると、
湖の青と木々の緑、氷河の白のコントラストが素晴らしい。
ダムの先にある駐車場からロードを1kmほど進むと本日のお宿、Locanda Lac Place Moulin。
チェックイン時に明朝出発が早い旨を伝えると、
「4時でも5時でも大丈夫だ、俺が起きて朝食を用意しておくよ!」とのありがたいお言葉。
部屋は超広々で、ビショビショだったシューズやソックスなどを外で乾かしつつ、のんびり快適に過ごせました。
夕食は鉄板のチーズポレンタにピザにデザートをチョイス。
ここのレストランはお値段良心的なのにボリューミーですごく美味しい。
明日も朝が早いので20時過ぎにはグッスリ。