雨が止んだ日曜日は新穂高へ。
7時半ごろスタートしわさび平小屋方面へ。
林道を進みながらハイカーの方を1人、2人と追い越していきます。
小池新道に入ってさらに合計5人の方を追い越しますが夏に比べればとても静かです。
小屋閉め後で木の橋は外されてますので要注意です。
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橋は外されてます。
標高2,200mからようやく雲を抜け青空に。
鏡平から槍ヶ岳は絶景。
鏡平山荘の前の池の橋も外されており、巻き道への看板が立っています。
弓折岳分岐で小休止。日差しもあり風は少しあるものの暖かく、
半袖・アームウォーマーにランニングショーツ・カーフウォーマー。
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鏡平から槍ヶ岳
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鏡平山荘
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弓折岳分岐
さすがに2,500mを超えると霜柱や氷も出てきます。
双六小屋が近づくにつれ、向こう側の鷲羽岳や左側の双六岳が迫ってきて、
これぞ北アルプス、という感じ。
双六小屋のテント場は2張、静かです。
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霜柱
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双六小屋の向こうに鷲羽岳
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双六小屋
TJARではあまり立ち寄らない双六岳からは絶景。
今回の一番の景色はここ。ここでMMAの新作MMA 37.5™️ Technology Warm Neck Teeを着ます。
三俣蓮華岳までもハイカーの方2人とすれ違います。
三俣蓮華からは、槍ヶ岳、鷲羽岳、水晶岳、薬師岳、黒部五郎岳、笠ヶ岳がぐるっと見渡せます。
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双六岳
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今日の絶景
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三俣蓮華岳
三俣山荘に降りていくと、沢は水が流れていて一安心。
この時期は小屋閉め後で、秋ということもあり水がとれるかが一番心配でしたが一安心。
そのまま鷲羽岳をピストン。
標高3,000m弱の鷲羽岳はいつ来ても本当にいいです。
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三俣山荘
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鷲羽岳
三俣山荘に戻ったのが15時前、
鷲羽岳の目の前でストックシェルターを張るこの位置が好きです。
テント泊の方がほかに3人。
早々に食事を済ませ、16時半には寝袋へ。
今回はコンフォート・リミット-3℃の寝袋。
25時前に起きるとちょうど0℃、プラティパスやフラスクの水は4分の1ぐらい凍っていました。
手早く食事を済ませ、1時半に出発して6時過ぎに新穂高到着のサクッとコース。
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ストックシェルターと鷲羽岳
MMAの37.5™️ Technology Warm Neck Tee、ファストパッキングにちょうどよかったです。
今回はおたふくの半袖メッシュ+RxLのメリノアームウォーマー+RxLのメリノメッシュ半袖の上に着ましたが、
Powerwoolよりも暑くならず、だけどほんのり暖かい感じで、
気温10℃ぐらいで風が少し吹いているぐらいではちょうどいいです。
動きやすさは抜群で、ゆったりとしていて行動中だけでなくテント場到着後もストレスフリーです。
そして何よりサムホールが空いているのが◎。
薄手のウールのグローブとの組み合わせでかなり寒いところまで行けます。
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MMA 37.5™️ Technology Warm Neck Tee
そしてMMA POLARTEC®︎ Wide Cargo Jogger、
そこそこかさばり重いのですが、暖かさは抜群でした。
テント場についてからは、カーフウォーマー+ランニングショーツの上にこれでも十分な暖かさ。
気温1桁台前半でも問題ないぐらい。
そして朝の風の吹くマイナスの稜線でも全く問題なし。
ファストパッキング的にはPowerwoolの方が軽くてかさばらずおススメですが、
テント場についてからの過ごす時間も含めるとこちらがいいですね。
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MMA POLARTEC®︎ Wide Cargo Jogger
今年はまだアルプスに雪が降りませんが、北アルプスは明日雪予報ですね。
無雪期のファストパッキングを楽しむことができました。