2020年、サブスリーランナーとの会話がきっかけとなり誕生したレーシングシリーズ。
MMAとしては初めての「ハイパフォーマンスロードランナー向けのウェア」への挑戦だった。サブスリーランナーのアドバイスをもとにプロダクトを企画し、テストを重ねて2020年の夏にリリースした。
「速さはランを楽しむための手段」
「ウェアで遊ぶことも楽しさ」
速さを追求することも、ウェアで遊ぶことも「楽しむ」という共通点がある。その考えは多くのランナーに支持していただくことができた。その後もアップデートを重ね、V1.5まで進化。また「サイドのスリットは足上げに機能するので、トレイルでも充分に使える」という貴重なご意見もいただいた。
自分は速さを追求するタイプではないが、レーシングシリーズを日常的に着用して走ることで、さらに見えてきたことがあった。
自分がマラソンに出たとして、メッシュポケットは必要ない。トレイルを走る際はウィンドシェルなどを入れることもあり、収納力の高いメッシュポケットが自分の中では必須になっていたが、マラソンだったら背面ポケットはスマートフォンや補給類を入れることができれば充分。
背面ポケットは体の中心で重心に影響の少ない背面上部に配置。また、内容物の落下を防ぐためにファスナーをつけた。サブ使用的に前ポケットはそのままに。
深いサイドスリットは競技用ランニングパンツにありがちな極端に丈を短くすることなく、足上げを妨げない機能であると共に、デザイン上の特徴でもある。ただ急登を進むトレイルと異なり、ロードであればもう少し浅くしても機能に影響することなく、デザインをすっきりとまとめることができるのではないか。
そうして誕生したのが「MMA 3pocket Racing Run Pants」。レーシングシリーズのブラッシュアップというよりは、新しいバリエーション。プリント柄もデニムと並んでMMAの定番柄であるオリジナルのタイガーカモとヴィンテージ古着からデータを起こしたパッチワークにすることで雰囲気を変えた。
凹凸感のあるグリッド状の表面が特徴的なPOLARTEC® Power Dryを使用したレーシングスリーブレスは、胸から上、背面の肩甲骨部分を大胆にメッシュで切り替え通気性を向上させ、形状もランニングの長時間の着用でもストレスが軽減するデザインを追求した。仕様や素材に変更はないものの、夏らしいボーダーを機能を損なわない昇華転写でプリント。ソリッドバージョンとは異なる印象となった。
ボーダーとタイガーカモやパッチワークのスタイリング。仕様や素材はフルマラソンで3時間を切るハイパフォーマンスランナーに向けて企画したプロダクトだが、見た目はまるでデイリーウェアのよう。ぼくはフルマラソンやトラックでこのスタイルのランナーが躍動することを楽しみにしている。
4 コメント
恐れ入りますがMMA 3pocket Racing Run Pants」はどこで購入てきますか?ネットでは購入できないのでしょうか?
木下様 ご返信が遅れまして大変申し訳ございません。MMA 3pocket Racing Run Pantsは弊社WEBストアでは完売いたしました。商品の発売は事前に公式InstagramアカウントとFacebookページで行なっております。お手数をおかけいたしますが、フォローの上、ご確認ください。また取り扱い店舗のご案内も可能ですので、こちらのWEBのコンタクトのフォームよりお問い合わせください(在庫確認はできません)。
パッチワークのランニングウェアがとても気に入りましたが、どちらで購入可能ですか?
ランニング初心者ですが、まずはウェアを揃えているところです。
松下恵里子 様 ご返信が遅れまして大変申し訳ございません。弊社商品に興味をお持ちいただきまして誠にありがとうございます。パッチワーク柄の商品は2021春夏展開で現在完売しております。商品の情報や発売日に関してはFacebookページとInstagramでご案内しております。お手数をおかけいたしますが、フォローしていただきご確認ください。
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