去年に引き続きAso Round Trailを走ってきました。
きっとこれからいろいろな方のブログやSNSで紹介されると思うので、絶景の写真や完走記はそちらに譲り、別の視点で。
あらためて感じたのは、ファストパッキングやトルデジアンの練習に比べて、圧倒的に「走る」という動作が長く続くこと。
特にARTのコースは70kmまではつなぎのロードや林道が長く、登り下りとも標高差はそれほどないので走り続けることになります。
トレイルランニングが「ラン(走ること)」なんだなぁと、しみじみ思いました。
自分が好きなのは、やっぱり山を速く歩いたり走ったりすることなんだなぁとも。
トレーニングという意味では、
15km、20kmを100kmレースぐらいの本番ペースで走り続けるような練習も、足づくりとしては必要なこと。
もちろんトルデジアンやTJARに直結するわけではないけれど、
歩きだけでなく走動作の練習も速く歩き走るのには効果的。
今回は走るための足づくりに課題を残したので、もう少しランを増やそうとも思いました。
今回は暑かったこともあり、40km過ぎのエイドで水を飲みすぎてしまい、
その後は70km過ぎまでお腹が痛くて脇道にそれて休憩すること数回。
デポバッグのエイドでは15分寝て、その後の登りのロードは歩き倒してようやく少しずつ回復。
40km過ぎ以降はゴールまで食べられず、こんなに胃腸がやられて、ジェルのみで70kmも凌いだのは初めて。
そもそも普段はジェルを使わず、レースの時もかさばらないように水で溶かして500mlのフラスクに入れるのですが、
今回ばかりはジェルがあったからこその完走。
デポバッグに念のためジェルを入れておいて良かった、色々な場面を想定しての準備の大切さを実感しました。
そして、関東の人間が九州に行くというのは、やっぱり「旅」。
今回はコアなトレランコミュニティのメンバー4人で行ったのですが、
スタートとゴールの位置関係や大会シャトルバスを考えての宿選びやレンタカーの手配など、
プランニングは山行計画の準備に似ていて楽しい。
今回はハーフコースに出た1人が夜遅くまで車を運転してくれて、残りの3人は本当に助けられました。
まさに「山旅」の醍醐味を満喫することができました。
仲間と集ってのレース参加もいいなぁと実感した2回目のARTでした。
(写真は「サイドバック生まれランニング育ち」のナミネムさんから頂きました。)
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[…] MMAブロガーも何人か参加してるので (すでに朽見さんとナミネムさんがブログ掲載済) 底辺ランナー代表として阿蘇ラウンドトレイルの魅力をお伝えします(笑) […]