GPSウォッチ ガーミンフォアアスリート935
販売開始は2017年だけど、買ったのは2018年ということでノミネート。
こういったデジタル系のガジェットは、システムが安定して値段もこなれてきた頃が安心して買える。
これまではガーミンばかり305, 310XT, 910XT, 920XTと使い続け、920XTの寿命を待たずに935を買った一番の切り札は心拍ベルトが不要な点。何かのついでに走る場合、心拍ベルトが手元にない場合が多く、逆に置き忘れて無くしたことも数回ある。また使用後にベルトを乾かす手間も必要なくなったのも便利。
手首で計測するのは不正確では?という人もいるけれど、これまでに何度か両方つけて計測したものの有意差は見られなかった。また心拍ベルトにはモーションセンサーが組み込まれてランニングダイナミクスを測っていたが、935では計測専用のポッドが付属してるので問題なし。
ちなみに高度の取得はGPSと気圧計の2つから選べるが、GPSにしている。気圧計だとキャリブレーションが必要で、ズレたままだと気分が悪い。GPSは低地だと高度が不正確になるが、本当に高さを知りたい高所では精度が上がってくるので問題ない。
GPSウォッチを選ぶ際は、バッテリーの持続時間やログを記録する時間に目が行くが、サイトで管理する以上、サイトの使い勝手も比べたい。記録したデータを他のシステム等に転送しやすいか、ダッシュボードが見やすいか、長期間データを保存してくれるかなど。今使っているガーミンの場合は全てのデータを引き継いでいるので、伝説となっている11年前のハコネ50Kトレイルレースでの軌跡も心拍数も、今のサイトから確認できる。
またウォッチ側の使い勝手も、反応速度は充分か、よく使う機能にすぐアクセスできるか、文字の視認性は良いか、など実際に手に取って調べたい。
GPSウォッチは成熟期で、前みたいに強烈にひどい機種は市場にないもよう。
デザイン、ソフトの使いやすさなどチェックして、お気に入りのGPSウォッチを見つけちゃおう。