2023年7月25日から9月11日まで、49日間をかけて行った北海道一周バイクパッキングツアー。その道中で実際に使用したバイク関連ギアを、2回に分けてレビューする。今回はその前編である。
鍵:
⚫︎Abus Bordo Lite Mini 6055
⚫︎Kryptonite Kryptoflex
宿泊地のなかには、繁華街に近いホテルの屋外駐輪場もあり、盗難リスクを考慮して2つの鍵を併用した。基本的にはABUSの折りたたみ式ロックをメインで使用し、よりリスクが高い場面ではKRYPTONITEのワイヤーロックを追加して地球ロックを施した。
Abus:415g
Kryptonite:320g
Loss Prevention Tag:Apple Air Tag
盗難や置き忘れ対策として、AirTagをパニアバッグ・ハンドルバーバッグ・フレームバッグ・シートバッグのそれぞれに1個ずつ収納。バッグが一定距離以上離れるとスマートフォンに即座に通知が届くため、安心感が格段に向上した。
11.5g×5、57.5g
電動携帯ポンプ:Cycplus Tinypump Cube
幸いにも旅の49日間(約4,000km)を通してパンクは一度も発生しなかった。そのため、この超軽量な電動携帯ポンプの出番はなかったが、保険としての安心感は大きかった。
週に1回ほど、道の駅やコンビニでゲージ付きの空気入れを借りて空気圧を適正に保った。
97g
予備チューブ:Schwalbe 29×1.50/2.35
予備チューブは3本携行した。北海道の人里離れた場所では、20km以上何もない区間も珍しくなく、パンク時の自力復旧能力は生死を分けるといっても過言ではない。初心者ゆえの交換ミスでチューブを無駄にするリスクも考慮し、多めに用意した。
232g×3、696g
タイヤレバー:Tyre Glider
タイヤの脱着が非常にスムーズに行えるTYRE GLIDER(タイヤグライダー)を使用。出発前には自信を持てるまでチューブ交換の反復練習を行い、本番に備えた。
21g
パンク修理キット:Park Tool Super Patch & Tire Boot
予備チューブに加え、パンク修理キットとタイヤブートも携行。使う機会はなかったが、いざという時の備えとしては不可欠である。
パッチ4g
ブート8g
チェーンルブ:Mac-Off Hydrodynamic Lube
海沿いのルートを多く走行する北海道では、潮風によりチェーンが錆びやすくなる。注油は1週間に1回、および雨天後に行った。旅の中間では、使用済み歯ブラシを用いてチェーンクリーニングを行い、駆動系の状態を良好に保った。
35g
マルチツール:Crank Brothers Multi-19
旅のあらゆる場面で頼れる、マルチツールセット。重量はあるが、使い慣れている安心感が何よりも大きかった。
174g
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